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引き算のスキンケア。

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以前旅支度についての記事をアップしたのですが、
それを見た方からご質問がありました。

「ぬるま湯でメイクは取れますか?
メイクはどんなものを使用していますか?」

というもの。

わたしはもともとメイクはそんなにしないほうで、
ファンデーションかBBクリームに軽いポイントメイクのみだったのですが、
ここのところ日焼け止めやファンデーションも化粧水もやめてしまい、
ミネラルタイプのパウダー(オイルが含まれていないもの)とポイントメイクだけになりました。

半年ほど前から石鹸洗顔もやめ、基本的にぬるま湯(35度以下)のみです。

それまで肌は割と丈夫なほうでしたが、
30歳を過ぎてから刺激を感じるようになり、
お出かけなどでファンデーションをつけると決まって吹き出物ができるように。

まめぴーも産まれ、子どもたちと触れ合うときに気になるので、
日焼け止めもだんだんと控えるようになりました。

10代の頃から化粧水と日焼け止めは義務のようにつけていたけど、
考えが変わったのは図書館でこの本に出会ってから。
「肌」の悩みがすべて消えるたった1つの方法

この本によると、化粧水に含まれるヒアルロン酸やコラーゲンは、
つけた瞬間はもちもちとして潤っているように思うけど、
もともとは粉状の物質なので、水分が蒸発するとかえって乾燥の原因になるというのです。

また、日焼け止めは一日15分以上直接日光に当たらないのなら、
塗らないほうが肌への負担が少ないらしい。

むしろ、日焼け止めを落とすときのメイク落としによって、
肌が本来持つうるおいを落としてしまうこと、
洗顔するときに肌をひっぱることで肌の老化を進めてしまうのだのだとか。

ふと自分の生活を振り返ってみると、
わたしが平日外出するのはまめぴーの夕方のお迎えのときだけやし、
季節によっては日暮れ時なのでまず必要がない。
買い物などで日中出るときには日傘か、つばの広い帽子をかぶればいいんやわ。
そう気づいて、日焼け止めをつけるのをやめました。
(マンディムーンさんの日焼け止め効果のあるアロマオイルはときどきつけてます)

ポイントメイクはアイブロウ、アイライナー、チークで、どれも無印良品のもの。
フェイスパウダーはドラッグストアで買っています。
本によれば石鹸ですら、肌への刺激になるというので、
日焼け止めをストップした時点でぬるま湯洗顔のみに切り替えましたが、
それでもメイクは十分落ちています。

その際のコツがひとつあって、
それがメイク前にこれを薄く伸ばすこと。
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白色ワセリンです。
(ドラッグストアで500円ぐらいで売ってます)

耳かき一杯分ぐらいのごくごく少量を手のひらに広げ、
ぽんぽんとごく軽いタッチではんこを押すように肌に塗ります。
(決してこすったりしてはいけないようです)

その上からメイクをすれば、ぬるま湯だけでもだいじょうぶ。
マスカラや油性のアイラインなどを使っている方は、
洗顔の前に綿棒などにワセリンをつけ、やさしくふき取るといいと書いてありました。

ぬるま湯洗顔に切り替えて約半年。
しみもしわもあるし、そんなにきれいな肌ではないけど、
吹き出物には悩まされなくなったし、Tゾーンの油うきがしにくくなったのが嬉しい!

それから、
「寝る前にはかならず化粧を落とさなくちゃ」という義務感から解放されたことは大きいなあ。
スキンケアの時間が短縮され、朝が慌しくなくなったこと、旅支度が格段に楽ちんになったこと。
あ、経済的にも大いに助かっています(笑)。ほんまにいいことずくめ。

肌にいい成分とか良質な油分などを補うことがスキンケアだと思い込んでいたけど、
本来必要な肌のお手入れ法は知らなかったのだなあと、今になって思います。
何より一番のスキンケアは早寝早起き、そしておいしいご飯!

足し算ではなく、引き算。
あるべきものと決め付けず、本当に必要なものを見極める。

家事についても洋服作りにも、子育てにも。
あらゆることに共通することだなあと思うのです。
なんだか大げさ?(笑)


体質や環境にもよるとおもうので、
すべての方にいい方法ではないかもしれないですが、
興味のある方の参考になれば嬉しいです。




by fu-ko-handmade | 2016-06-01 10:25 | くらしのこと

手づくり暮らし研究家、FU-KOこと美濃羽まゆみのblogです。京都の古い町家から「ものを作る、幸せのかたちを作る」をテーマに、手づくりのある暮らしを提案します。


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