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ことしの味噌の会。

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週末は、友人たちを招いて我が家で味噌づくり。

朝には雪もちらつくぐらいの寒い寒い日。
気温が低いと麹菌が元気になるので、味噌づくりにはもってこい。


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今年は幸運なことに予定があい、5家庭、総勢15名集合!
単調な作業もあっという間です。


去年この麹を使ったおかげか、
とても美味しいお味噌になったので、今年も。


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コニチャン農園の麹。


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みんなの常在菌で、おいしくなーれ、おいしくなーれ。


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この子はえー菌もってそうや(笑)


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お楽しみは、もちよりおかず。
おいしかったなあ、ごちそうさま!



しかし、一年に一回のことなので毎度ながら配分や工程があやふやに・・・
毎年勉強しなおしです。

そこで今年から作ったのは「味噌ノート」
配分や使った材料、かかった時間、問題点改善点を書き込みました。
来年はこれで、すこしは賢くなれるだろうか(笑)

我が家流のあやふや味噌レシピ載せておきます。


<材料>※4kgが出来上がる量
・大豆 1kg
・麹 1kg
・塩 450g
・種みそ(あれば昨年作ったものを半カップほど、なければ市販の非加熱味噌)

<作り方>
1.大豆はよく洗ってよごれをおとし、前日から18時間以上水につける
2.ひたひたの水で3~4時間ほど茹でる(圧力鍋なら30分ほど)
※指で軽くつぶせるほどの硬さに
3. 豆が温かいうちにビニール袋に入れて形がなくなるまでつぶす(フードプロセッサーやすり鉢でもOK)
4. 塩と麹を手のひらですり合わせるように混ぜる
5. 3.とよく混ぜ合わせる。このときに種味噌も入れる
6. ハンバーグの要領でテニスボール大に丸め、消毒した容器の底に塩(分量外)をふり、
 投げつけるようにして詰めていく
7. 空気が入らないように手でぎゅっと圧をかけ、最後に塩(分量外)を薄くしきつめ、ラップで覆う

※そのまま8ヶ月間ほど直射日光のあたらない常温で保管する。
※夏季にカビがはえやすいので、時々開けて確認する。
もしはえていたらそこだけ薄く削り取り、塩をかけておく。


ほかにも酒かすで蓋をして熟成させるやり方や、
重石でふたをする作り方もあるようです。

容器はタッパー、カメ、琺瑯、木桶、なんでもいいですが、
琺瑯で作ると豆を煮るのも同じ容器でできちゃいます。

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いまの時代手軽に買ってすませることもできる、味噌。
あえて作るのは面倒だし、手間もかかるけれど、
それだけ手をかけ、頭を使い、五感を使い、くふうをするということ。

買えば、たんなる消費で終わり。
だけど自分で作れば、ほかに代えがたい経験になります。

それはやがて積み重なって知恵となり、
「わたしのくらし」を作ってくれるんじゃないかな。

なにより自分で作ったお味噌があれば、
たとえ毎日食事作りの時間が限られていても、
おかずを沢山作れなくても、満足できる食卓になる気がします。


***


あ、気づけばもう放送直前!

今日お昼12時から、発達障がい支援「ちいさな森」主催、
前田マリアさんのwebラジオ放送2回目です。

前回も聞かせていただきましたが、とても楽しく気づきのある内容でした。
ぜひ聞いてみてください~!


ラジオ放送局 ゆめのたね
個を育てるラジオ
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関西チャンネルを選んでくださいね。



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by fu-ko-handmade | 2017-02-14 11:56 | おだいどこ

手づくり暮らし研究家、FU-KOこと美濃羽まゆみのblogです。京都の古い町家から「ものを作る、幸せのかたちを作る」をテーマに、手づくりのある暮らしを提案します。


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