私が使っているミシン。
2017年 02月 28日
ここのところ立て続けにミシンについてのご質問をいただきました。
新生活にむけて購入を検討されている方が多いのかな~。
そういえば、このブログではご紹介したことがなかったかもしれません。
私の使っている直線縫いのミシンは、JUKIの職業用、SL-280EX。
購入したのはもう7年ほど前です。
ミシンの下に布が敷いてあるのは下の階に音が響かないように。
夜は基本ミシンをふまないのですが、個展前のせっぱつまったときなどは
早朝縫うこともあるので。
このミシンはもうすでに廃盤のようですが、現行のSL-300が後継機みたい。
本縫い(直線縫い)専用で、針は家庭用のHA針ではなく、
工業用のDB針を使う機種になります。
よって、HA針を使うタイプだと自動糸通し機がついていますが、これはついていません。
工業用は取り付けのとき向きが分かりにくくて少し面倒なのですが、
HA針より耐久性が高く、折れにくいというメリットがあります。
針が折れると釜を痛めてしまうことがあるらしく、
致命的な故障につながりかねないということで、DB針のものにしました。
フットコントローラーに自動糸きり機能が付いたものもあったのですが、
ミシン屋さんが「塗ってる途中で間違って踏んじゃったときショックだよ~」と。
たしかに!と手元のスイッチで糸をきれるタイプのものにしました。
いちど仕事でそのタイプのものを使ったことがあるのですが、
やっぱりすぐに間違って糸を切ってしまい、難儀しました・・・
それからこんなアドバイスもいただきました。
工業用使っておられる方は説明書に「毎日一回油をさすように」と
書いてあるとおもうのですが、これは大きな間違いだそう。
ミシン屋さんによると、音がちょっと変わってきたかな?ってタイミングで大丈夫。
(でも釜の部分は少し多めでもいいみたい)
でないと内部に余計な油がたまり、ほこりなどが付着して故障や発火などの原因になるのだとか。
それを聞いてから、ほぼ毎日使うときでも、一ヶ月に1~2度さすようにしています。
新品で購入しましたが、2度ほどメンテナンスに出したぐらいで、
大きな故障は今のところありません。
1年に一度、おつかれさまの気持ちをこめて、底をはずしてほこりを掃除しています。
次にロックミシン。JUKIのMO-114Dです。
二本針四本糸ロックではローエンドモデルかな。
これは8年ほど前から使っています。
値段も当時3万円ぐらいだったかなあ。
一度モーターをまわすゴムがのびきってしまい、
部品の交換をしていただきましたが(修理費1万円ほど)
それ以外は故障はありません。
ひとつだけ難点を言えば、ベビーロックや衣縫人のように
空気圧で糸通しする機能がついていないことでしょうか。
なので基本糸の色を変えるときは前の糸に結んで空送りをするのですが、
ときどきその結び目がほどけてしまい。
通すのがむずかしく、忙しいときなどは泣きそうになります・・・
でも縫い目は上位機種に劣らないし、上位機種より音は静か。
サイズもコンパクトで、値段以上の仕事をしてくれる働き者です。
まだこのミシンは廃盤ではないようでお店で販売されています。
こちらのお店だとキャリーケースやら糸くずうけ、
糸通し機なんかもついてていいなあ・・・(笑)
糸くず受けはわたしが購入したときまだ発売されていなかったのだけど、
その後その存在を知り、追加購入。
そして最後に家庭用ミシン。
職業用とロックミシンを買うまえ、
brother EL117というミシンを使っていました。
とりあえずシンプルで軽くて安いやつ!(笑)
ということで買ったのがこれで、最初はこれで端かがりもしていました。
操作も簡単で、片手で持ち運べるサイズなので重宝しました。
でもさすがにデニムなどは縫えないし、
オーガンジーなどの薄手のものも無理。
本格的に販売をスタートするようになってから、職業用ミシンに変えました。
今も実は現役で、ボタンホール専用として使っています。
最後に・・・
ミシンって実際使ってみないと相性がわからないもの。
調べてみたところ、こんなサイトがありました。
レンタルミシン比較
一日単位で借りられるようですので、気になる機種をためしてみて、
それから購入するという手もあります。
入園入学のときだけ必要なのであれば、その都度借りれば保管場所もとりませんね。
また、今はネットで安く買える時代ではありますが、
町のミシン屋さんがやはりいちばん知識を持っておられます。
アフターサービスのことも考えると、
そちらでご相談されるのもいいかもしれません。
みなさんのミシン選びの参考になりますように♪
FU-KOのfacebook