手づくり暮らし研究、はじめました。

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撮影:仲尾知泰



実は今年3月から、「手づくり暮らし研究家」と名乗っています。
プロフィールでお気づきになられたかたは相当のFU-KOファン(笑)

というのも、FU-KOとして活動をはじめて8年目、
洋裁の仕事もあるけれど、それと同じぐらい暮らし周りの仕事も増えてきて。

ハンドメイド作家なのに、子育てでひとこと言ってみたり、
ときに家事や収納のくふうについて文章を書いたり、
保存食作りについて熱く語ってみたり(笑)

それはてんでばらばらのことのようだけれど、わたしにとってはベースはすべておなじ。
どれも「なければ、自分でつくる」がスタートなのです。

こども服ブランドFU-KO Basics.は基本的に、
わたしひとりで作り上げることをモットーにしています。
したがって作ることのできる量は限られているけれど、
誰かの手を借りるのはなんだか違うな、と思うから。

巷には安くて品質のいい服があふれています。
好みに合わせてシーズンごとにおしゃれを楽しむのは、かんたんなこと。
汚れたら、破れたら捨ててしまえばいい。
けれどその服を着ていた記憶はどこか、おぼろげなのではないでしょうか。

そんな時代にあえて手作りの服を着ることに、価値を感じてくださる方がいらっしゃる。
「手づくり服があると、日常がかがやきます」そう言ってくださる方がいる。
そのことを大事にしたいのです。

ありがたいことに全国から個展の依頼をいただいているので、
もっともっとがんばって沢山の方にお届けしたいなあ、とは思います。

けれど、わたしが手づくりの服を通して何を届けたいかというと、
服そのものというよりは「手づくりのある暮らしの楽しさ」だから。
誰かの手を借りて作ることになれば、それは大量生産品と一緒になってしまう。

だから、わたしは今年から「手づくりの楽しさ」を研究し、
実験、検証して皆さんにその具体的な方法をお伝えしていくべく、
「手づくり暮らし研究家」になろう、と決めたのです。



その一つ目の仕事が、こちらの本づくりでした。

「FU-KOさんのぶれない暮らし」
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前書きから、引用します。

わたしにとっての幸せって、なんだろうと考えてみました。

たとえば、雲の陰からやわらかくお日さまがさして、
つやつやのごはんがゆげをたてて、
子どもの目がキラキラ輝いていること。

あるいは、
うつりゆく季節の流れを感じながら、
小さなことにも心を動かせるゆとりがあって、
夜はぐっすりと安心して眠れること。

時に大変なことがありつつも、
家族と笑い合いながら暮らし、手を動かし働いていけること。

それらはきっと太古の昔から変わらない、
とってもシンプルなことです。

でも、シンプルなことほど、
それを信じ続けていくことは難しいもの。

(中略)

多くの人が自分が本当にしたいこと、
しなくてはならないことを見失っているように見えるのです。

だけど、自分が幸せになれないのは、人のせいでも、
もののせいでも、社会のせいでもありません。

これをすれば、あれを持っていれば(もしくは、捨ててしまったら)、
もっと環境がよかったら、幸せになれるわけじゃない。

大切なのは自分のぶれない軸を持ち、
自分なりの幸せのあり方を考えること。
そう、思います。

幸せは、ぶれないわたしがつくる。
ぶれないわたしは、わたしがつくる。
ぜひ、あなたなりの幸せのあり方を見つけてください。




ぶれない自分なりの軸を持つことで、
暮らしをもっと好きになれる、幸せを実感できる。
そしてそれは自分で「作る」ことができる。

まさに、わたしのいまの「手づくり」の研究結果を、
洗いざらい出した本に仕上がっているかと思います。



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撮影:仲尾知泰


中身をすべてお見せできなくて心苦しいのですが、
1年前に出版させていただいた「小さなくふう、ていねいな暮らしのつくり方」の本が
わたしの町家でのライフスタイル一般を扱っているとしたら、
今回の本はその芯となる、哲学のようなものご紹介している本です。


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撮影:仲尾知泰


暮らしや道具えらび、子育て、生きかたについて書き綴ったトピックは全部で55。

わたしが暮らす上で具体的に何に困って、どういう経過を経て今に至るのか、
その過程をできるだけ詳しくご紹介することを心がけました。


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撮影:仲尾知泰



どれも具体的で個人的なことなので、それがそのまますぐに皆さんの参考になるとか、
暮らしのヒントになるというものではないと思います。

そして、特段おしゃれでもないと思います(笑)


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けれど、自分なりの暮らしを探して悩んでいる方が
「そういうふうに考えたらやりたくなるかも!」とふわっと気持ちが楽になるように、
一歩踏み出してみようかな、と思っていただけるように・・・

悩み、不安でいっぱいだったかつてのわたしに手紙を書くように、
この本を作り上げてきました。


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家族とわたしの写真はEmiさん本でおなじみ、仲尾さんに撮りおろしていただきました。
ありがとうございました^^




その本を今回、
友社さんに無理を言って、限定数で仕入れさせていただくことができました。

一般書店での発売は5月12日ですが、
いつもブログで応援くださっている皆さまに一足先にお届けしたくて、
書店での発売に先駆け、FU-KOのショップにてご予約をお受け致します。
おそらく発売数日前にはお届け可能かとおもいます。

ご希望いただきましたらサインやメッセージをお付けしてお届け致します。
備考欄にお書き添えくださいね。

大変恐縮なのですが、FU-KOショップはカード決済が使えないため、
お支払いは銀行振り込みのみとなってしまいます。

しかも送料がかかりますし、本だけが欲しいという方はネット書店で、
amazonでも予約がはじまってます。)
中身を読んでから購入を決めたいという方は一般書店でご覧下さい。



それでは、ご予約をお待ちしております!





そうそう、きょう21時半から放映の「すてきにハンドメイド」でも、
「手づくり暮らし研究家」と名乗らせていただいてます。

杉浦さん「めずらしい肩書きですね!」と驚いておられましたよ~(笑)





by fu-ko-handmade | 2017-04-20 10:15 | 著作本

手づくり暮らし研究家、FU-KOこと美濃羽まゆみのblogです。京都の古い町家から「ものを作る、幸せのかたちを作る」をテーマに、手づくりのあるほんのりていねいな暮らしを提案します。


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