地方で暮らすということ。


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SNSではすでにお知らせしましたが、
地方での暮らしをテーマにした雑誌TURNS (ターンズ)に掲載いただきました。



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地方で楽しい取り組みをされている方、
革新的な仕事をされている若い方。


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尊敬する人生の先輩たちの記事にまじって、
8P取り上げていただいています。

京都という「地方」で、昔ながらの「町家」に住み続けて、
わたしのなかに育っていったものを、暮らしぶりを軸にまとめていただきました。


便利な都会ではなく、それ以外の場所で暮らすことを選ぶ生きかた。

一般的には避けられるような不便や面倒をあえてえらびとり、
そのなかに新たな価値観や魅力をさがしていくこと。

わたしは両親が岐阜うまれなので、生粋の京都人ではありませんが
(京都では3代前から住んでいないと京都人ではないそうです。笑)
京都のひとはどうも「やせがまん」が人となりの本質のような気がしていて。

たとえば流行りもんが東京とはちょっとちがうこと。
(都は東にうつったけど、やっぱりほんまもんの都は京都だと思っているから?)
外では晴れやかにして、内では「しまつ」を心がけ、質素なこと。

また、過剰で華やかなしつらいよりも、
簡素ななかに一輪の花があることが粋とされること。
厳しい自然を相手に戦うことなく、暮らしの中に取り入れて共存していくこと。

それから、「むこう三軒両隣」ということばにもあるように、
プライバシーがない町家や長屋でのくらしを、
お互いに助け合いながら、ときに本音を隠しながら続けていくさま。

そこにはちょっぴり「やせがまん」とか
「ええかっこしい」(格好つけ)のきもちがあるような気がしています。

反対に、
現代においては、楽ちん、便利、がいっぱい。
粋か粋じゃないかは気にされることはないし、
自然でさえ、封じ込め、制するもの、という考え。

悲しいことに、いかに手間をはぶくか、楽をするかにばかり、
焦点があてられている気がする。

けれど、京都のひとが得意としてきたことは、
便利なものや分かりやすいものに安易にとびつかず、うけつがれてきたものを大切にし、
今ある環境のなかで心地よくなれるくふうを考えること。

最初は「やせがまん」なのかもしれないけど、それがだんだんと身についてきて
美しい調和をみせるときがある。
それが、文化というものなのかも。

もしかしたら、
これからの時代に必要とされているスタンスなのかもしれません。


そうそう、このカットが表紙にきまったと聞いたとき、
やってみたかったこと。
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ドロステ効果(笑)。




おまけ。
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きのうはとーちゃんの51回目の誕生日。
飾りつけはゴンにおねがいしました。


ケーキは買ってくる予定やったんやけど、
偶然近所にあるケーキ屋さんが二軒ともお休み。

どうしよう~と思っていたら、ゴンが「いい考えがある!」

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フルーツだけで出来たケーキ。

しかも、とーちゃんの分だけじゃなく、
ゴンのもまめぴーのも!

51歳のとーちゃん、「胃もたれせーへんわー」と好評でした
(笑)




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by fu-ko-handmade | 2017-06-22 11:58 | メディア掲載

手づくり暮らし研究家、FU-KOこと美濃羽まゆみのblogです。京都の古い町家から「ものを作る、幸せのかたちを作る」をテーマに、手づくりのあるほんのりていねいな暮らしを提案します。


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