かがみ。

ふたりべったり、くっついてなあ。

やることなすこと、鏡のように。

そんなあなたたちのお尻を追いかけて。

こんな奇跡みたいな日が来るなんてなあ。




我を忘れてただひたすら、
何かにとりつかれたかのように、
毎日切って縫って、切って縫って。

持てる力のすべてを出し切りたい。
わたしを求める声にすべてこたえたくて。
たくさんのひとに笑顔になってもらいたくて。

花を見る心も失っていたような。


そんな時、
現れた彼女が、教えてくれた。

空を見上げること。
足元を覗き込むこと。
こどもの瞳がこんなにも美しいこと。


そうだった、作ることは生きることからうまれるんだ。

気づいてから、
ブレなく立てるようになった気がする。

まだまだやけど。


ニューフェイス、いっぱいなでなでしてくれて、
むぎゅむぎゅしてくれて、
おばちゃんめっちゃ嬉しかったよ。


これからもよろしくな。




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