イヤイヤ、考察。
2015年 04月 11日

まめぴー2歳をすぎて、
1歳のころ返事代わりだった「いや!」が減ってきて。
とはいえ、その時も「これ食べる?」「いや!」(と言いつつ、結局食べる)ぐらいの可愛いもの。
うわさに聞くような激しい反抗やこだわりは未だ無く。
まめぴー進級して担任の先生が変わったのですが、
その話をしていると「それはいけません!」と。
えっ、そうなんですか?!
そういえば、その話ゴンのときも聞いたような気が・・・・
実は、ゴンも「これか~」と言えるような
2歳のイヤイヤ期が無いまま今に至るのです。
(当時が大変すぎて忘れているだけという可能性もあるけど)
先生によると、イヤイヤ期がない子は、
何らかの形で親が子どもをコントロールしていたり、行動を先回りしていたり、
感情を出せないでいる理由があるんだとか。
そして先生、出せないまま大きくなると、後々成長期になってそれが爆発する!
という恐ろしげな予言を!
えええーー?!これからあるん?!
私の接し方になにか問題があったのだろうか・・・とふりかえってみたり。
思わず「イヤイヤ期がない子 問題」でぐぐってみたり(笑)
そのときはもやもやと考えてしまったけど、
あくる日ちょっと冷静になって考えてみました。
普段二人とも、超がつくぐらいのマイペース。
自分を押さえつけているというよりは、
自分の時計を持って生きているなあ!と思うことが多く、
わたしもそれに合わせて日々を過ごしてきたように思います。
というか、合わせざるを得ないというか。
ゴンが2歳半ぐらいのころ、冬の公園で「もう帰ろうよ~」と言っても全然きかず、
しびれをきらしたわたしは、意地悪にも木陰に隠れて、
私がいないことに気付いたゴンがどんな反応をするか観察していたことがありました。
ゴンはそこから何と一人で1時間遊び続け、結局ちゃーちゃんの根負け。
ぐったり憔悴しきった私を見て、
ゴン「ちゃーちゃん、どこ行ってたんー?」
ぎゃふん!
保育園入ったばかりのころも、
お迎えに行ってお友達と楽しく遊んでるんかなあ・・・と覗いてみたら、
他の子が楽しく園庭で遊んでいるのに、ひとり教室で座って、
自分の着替えをロッカーから全部出して黙々とたたんで悦に入っていたこともあったなあ。
そう、あくまでもわが道をいく。
これはちゃんとしつけねばならん!三つ子の魂百までって言うし!と思い立ち、
強めに声をだして言うことをきかせようとした時期もあったのですが、
あかんの、全然ひびかへん。
私が疲れただけでした。
やりたいことを、最後までやりたい人なんやもん。仕方ない。
そこからは、時間がゆるすときは付き合って、満足するまで待つことにしました。
あとは、ちゃーちゃん面白いこと言って興味をそらせるのはうまくなったかもしれへん(笑)
おかげでいまも超マイペースで困ることも多いです。
友達と喧嘩するのが苦手でいじけることもあるけど、言うときは言うし、
成長の過程でそれなりにわたしへの反抗もあったと思う。
そのかわり共感する力はありすぎるほどあって、やさしい子。
これからもしかしたら先生の言うとおり、大爆発するんかもしれへん。
けど、そんな「いつか」を恐れていても、仕方ない。
そもそも、そういう性格かもしれへんし!(楽観!笑)
そんなことをつらつらと考えていたら、思い出しました。
わたしが小学校に入る前、うっすらと残っている記憶。
母のスーパーへの買い物に、わたしも毎日のようについて行っていたのやけど、
毎回レジの横にあるビニール袋と、備え付けのセロテープでハンドバッグをつくり、
買ってもらったお菓子を入れていた。
ちゃんと持ち手もあって、ふたもボタンもついてて、開け閉めできるようになってて。
それを見てにやにやしながら帰ったなあ。
今思えば、夕方の忙しい時間に、よく母は待っていてくれたものだと。
あ、マイペースは血筋ですね。
二人ともちゃーちゃんみたいに、苦労するやろなあ!


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