ヨーガの料理、大根編。
2016年 02月 02日

素材を前に、真剣な表情のぐーさん。

今日の素材は今が旬の大根さん。
大根を丸ごと葉から皮まで料理して使いきります。

揚げるまえにすこしざるにあげて水分をとばしておくと油はねしにくい。
料理はひと手間で違うのね。

もうこの段階で美味しそう。

食欲をそそりまくる香り・・・!

この日のメニューは大根飯、みぞれ豆腐、大根とごぼうの白味噌仕立て、
大根の黒胡麻和え。
昆布出汁だけやのに、しっかり味がついていて食べ応えがありました。
大根飯に入れる薄あげはしっかり網で焼いてから入れるんやけど、これがすごく香ばしくて美味しい。
普段お味噌汁に入れる薄あげも、ほんのり焼いておくととっても香りがいいのでお勧めです。
もう三回目のこのヨーガの料理教室だけど、
毎回毎回発見があって、いかにふだん惰性で料理してしまっているのかを痛感します。
ちゃんと素材と対話すれば、美味しさはもっともっと引き出せる。
いや違うな、しっかり愛をもって接すれば、その分素材も応えてくれるということやな。
人間といっしょですね(笑)
私はとくに、自分の好みで同じようなレパートリーになってしまうので、
こうして新たな視点をいただける料理教室というのは、贅沢なようだけど、
毎日料理と向き合わなくてはいけない主婦にこそ必要なんじゃないかなあ。
そう思ったのでした。
そうそう、この日みぞれ豆腐にかけた本返し、
とても便利そうだったので家でも作ってみました。

作り方は、
しょうゆ(薄口と濃口を混ぜるとなお良いらしい)ひとカップに、
紹興酒(もしくは本みりんか、お酒)1/4カップ、粗精糖40gをひと煮立ちさせるだけ。
常温で保存できて、お豆腐のたれはもちろん煮物にも炒め物にも。
だし汁で割れば麺類のつゆになります。
私はここに昆布を漬け込んで、こくをプラスして使ってます。
すごく簡単で美味しいので是非試してみて下さいね。