自分のことを信用しない。
2016年 06月 30日

久しぶりに谷川花店さんに寄り、
好みの枝物を頂いて帰りました。
名前聞いたのに・・・忘れてしまった(笑)

もともと好きなのもあるけれど、
暑い季節はことさら、比較的長く楽しめる枝物を選ぶことが多いです。
年中茶色くてかわりばえのしない我が家に、
季節感をほんのりプラスしてくれる植物、やっぱりええなあ。

体調も落ち着いてきたので、
先日の個展でのご注文を一覧にまとめたものと、明細とをにらめっこして、
間違いがないかを確認。
さらに念のためお控えとももう一度照らし合わせ、
先日ご注文者さま全員(ご住所をお伝え頂いている方のみ)に郵送させていただきました。
もともとかなりいい加減のわたしなのに、
なぜこんなに慎重になるのかというと、とある苦い思い出があるのです。
前職で発注担当をしていたことがあったのですが、
そのとき私はありえないミスをしてしまい、注文数を間違えてしまったことがあって。
商品があろうことかヨーロッパの職人さんの手によるものだったため、
お届けがとても遅れ、同僚にもお客様にも迷惑をお掛けしたのでした。
何度も見直したはずなのに、どこか「間違うはずがない」という
妙な自信があったのかもしれない。
胃はきりきり痛むし、穴にも入りたいぐらい恥ずかしかった。
でも、一度起きたことは絶対に取り返せない。
その時にできることは、周りに申し訳なさそうな顔をすることではないし、
反省して落ち込むことなんかじゃない。
失敗は、次に活かすしかないのです。
そのときに、深く肝に銘じたことがあります。
失敗してしまったことは、環境や人のせいにはしない。
原因は自分の行為の中から探し出して、かならず次はやり方を変えてみる。
自分が一番信用できないのだから、間違うことを前提にして、
間違いを限りなく無くす方法を工夫する。
でも、それでも間違っちゃうんですよね、人間だもの(笑)
だから、そのときはくよくよせずにただただ前をむいて、
また違うやり方を探せばいい。
その繰り返しで、失った自分への信頼は必ず取り戻すことができます。
と、10年前の私に言ってあげたい(笑)

最後の糊付けのときにどうにか効率のいい方法はないものか?
と、封筒ののりしろをずらしてならべ、一気に糊付けするというやり方を考案。
おお、これはいい!と思わず写真を撮っていたのを、
宿題中のゴンに見られ、「ちゃーちゃん、そんなん撮ってどうすんの?!」と
白い目で見られてしまいました(笑)