今年の梅干し作り。
2016年 07月 04日

本来ならば、個展前日の17日が到着予定日だった今年の梅、
熟すのが遅れたとのことで運よく今週の到着となりました。
ありがたや。
そんなわけで今年は例年より少し余裕があったので(笑)
作り方を詳しくアップさせていただこうとおもいます。
甕で漬け込まない、ジップロックで簡単に出来る方法です。
1kg単位で手軽に作れて、数日ごとにひっくり返すのを忘れなければカビの心配もまずないので、
初心者の方もぜひ試して下さいね。
ざるにあふれんばかりの15kgの完熟梅、気合入れてかかります!

まずは水洗いから。

水に沈めると光が屈折して透明なゼリーをまとったみたいに見える不思議。
きれいやな~。

せっせと水洗いする私のそばで、ゴンはつまようじでせっせとへたを取る。
このとき痛みや虫食いのひどいものは取り除いておきます。
まだ皮が固く、青いものは梅酒に向いているのでそれも分けておきます。
(今回1kgは梅酒用に別にしました)

さあ、洗いあがりましたよ~。
すこし風にあてて、表面の水分をとばします。
時間がなければペーパーで拭きます。
でも少しぐらい水気が残っていてもだいじょうぶ。
水気があるほうが塩がよくなじみます。

梅一キロに対して、塩は180g~200g。
塩がジップロックの口のところにつかないように注意して下さいね。
塩が噛んでしまって漏れの原因になります。

ジップロックのガロンタイプにちょうどの量です。
ジップロックはできればスライダーつきタイプのものが便利。

そして、焼酎。
一杯ひっかけながら・・・ではなくて(笑)
殺菌用に、一袋あたりおちょこ一杯。

袋の空気を少し抜き、とじます。
完熟の梅はとても柔らかいので、やさしく袋ごと塩をなじませます。

塩は全体にいきわたればOK。
完全に溶けていなくてもそのうち馴染みます。
こんなふうに梅同士が重ならないよう平らにして・・・

互いに重ねて一番上に雑誌などで重しをします。
保存は直射日光が当たらない場所で。常温でかまいません。
梅酢(塩漬けすることで出てきた梅の水分)が漏れることがあるので、
新聞紙やレジャーシートを敷いておいてくださいね。
カビがでないように、2日ごとぐらいに表裏、上下をかえながら
1ヶ月ほど漬け込みます。
白梅干ならば、あとは土用の丑の日あたりに三日間、
ざるの上に並べて干すだけで完成です。
とっても簡単!
今年は近所の八百屋さんで赤紫蘇を予約したので、
紫蘇入りバージョンも試してみようと思っています。
そちらはまた経過をアップしますね。
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FU-KOなまいにちの記事をご紹介いただきました。
●この夏、うちの子に着せたい!おしゃれでかわいい手作りワンピース!
http://blog.excite.co.jp/kurashinote/23261402/
暮らしノートは、
「1日1つの”私にもできた”を増やす!仕事と家庭の両立、
自分の時間もない多忙な主婦に向けたお役立ち情報サイト」
というコンセプトで作られている、エキサイトさんのまとめページです。
家族のための「仕事」ではなく、心を満たすための「しごと」という視点で記事を紹介して、
1日1つの「達成感」を感じることで心が満たされ、
家庭円満にもつなげていきたいという願いが入っているのだとか。
本当に、家事や料理って家族のため、子どものため、
と自分を律しながらやっているうちは、なかなか本来の楽しさを感じにくいのではと思います。
かつてのわたしがそうでした(笑)
「やらなくっちゃ」とため息をついているうちはどんな仕事もおっくうに思うのだけど、
ちょっとしたコツだったり、小さなくふうなどの「オリジナリティ」をプラスしてみると、
不思議と「やってみよう」と前向きになれるみたいです。
暮らしノートには「あ、これなら私にもできるかも」と手軽取り入れられそうなアイデアが沢山!
私も普段楽しく読ませていただいています。
まだご覧になったことの無い方は、是非チェックしてみてくださいね。