ノート術、書籍掲載のお知らせ。
2016年 11月 01日

気になるイベントのDMだったり。
本を読んで心に残ったフレーズだったり。

はたまた、子ども達の落書きだったり。
去年から、こんなふうに、何でも書き込むノートを作るようになりました。
尊敬するEmiさんの本を読んで、なるほどー、と真似して始めたもの。
普通ならぽいっと捨ててしまうようなチケットの半券、
子どもがくれたちいさな折り紙、気になった新聞記事、本のタイトル。
新しいイベントの企画を考えたり、家事のアイデアを書き留めたり。
なんでもポイポイ放り込めるこのスクラップノートも、そろそろ二冊目です。
これ以外にも、思いをありのまま記した日記は、
形やスタイルを変えて子どもの頃からずっと続けてきました。
それは誰に見せるでもない、自分の振り返りのために。
先日の講演会でもお話させていただきましたが、
「書きとめる」作業って、自分らしく生きるためには必要不可欠なことだって思っています。
ヨーガをしているとよく分かるのですが、
頭の中では毎日、とりとめなく感情がうずまいています。
でも何もしないとただただ感情は表れて消え、心のクセが習慣となったものが残るのみ。
分かっているのについつい不要なことをやってしまう、とか、
逆にやりたいことができない、とか、人と自分とを比べて落ち込んでしまう、
というのはそんな心のクセが原因なのでは、と思います。
今のままの自分ではイヤだ、もっとよりよくなりたい、と思うのならば、
そのクセをよく理解して、大切にしたいもの、手放すべきものを選んでいく必要がある。
ここぞというときのための、自分だけの判断基準。
それを、「書く」作業が作ってくれるような気がします。
まあでもそんな小難しいことはさておいて(笑)
書いたものを読み返すと、「自分ってよくやってきたな!」ってどこか誇らしい気持ちになれる。
特に、終わりの見えない家事や子育てにおいては、
書き留めたことが心の栄養になるんじゃないかな。
とっても手軽な、自家発電(笑)

今回、KADOKAWAさんからお声をかけていただき、
そんなノート術をまとめたムック本に、僭越ながら私も掲載いただくことになりました。
家事も、家計も、子育ても・・・みんなのアイデアが満載! 家しごとがもっと楽しくなるノート術
家事編、料理編、家計簿編、子育て編の四つに分かれ、
25人のノートが紹介されているのですが、
わたしはその中の子育て編に掲載いただきました。
ゴンのちいさな頃に付けていた子育てノートをメインに、
スクラップノートもちらりと掲載いただいています。
まさか人目に触れることがないと思っていただけに、
プライベート感満載ですが(笑)
本当に、ノートってその人となりがあらわれるもので、
ていねいに細かく書き込まれているものもあれば、
わたしのように雑に走り書きになっているものもあり。
(私以外は皆さん綺麗ですよ!笑)
でも時間のない子育て中こそ、走り書きでもその時の思いを書きとめておけば、
子どもの成長の記録にもなり、自分に自信を付けてくれるツールにもなるんじゃないかって思います。
中には書いたら捨ててしまう、という人もいらっしゃって、
人それぞれなんやなあ、と面白く読ませていただきました。
文房具の使い方や、便利なアプリの情報などもあり、
お好きな方にはたまらない一冊となっているかもしれません(笑)
書店で見かけられたらぜひ、手にとってみてくださいませ。