「笑い」があれば伝わること。
2017年 03月 08日
冬場は、ゴンは寝室に行きたがらなくなります。
温かい居間から寒い寝室に移動するのがイヤで、ぐずぐず。
うっかりすると居間で寝てしまうこともありました。
そこで「早く二階にいきなさーい!」とがみがみ言うのもイヤだし、
布団をあっためるのがいいかな?とぬかカイロもしているけど、どうも苦手なよう。
「行きたくなるにはどうしたらいいだろう?」
と考えて、こないだとある仕掛けをほどこしてみることに。
布団を整えたあとに、
ゴンの愛用していることりたいのぬいぐるみたちを家族四人分、
しのばせてみました(笑)
案の定、これを見た子ども達はおおよろこび!
冷たい布団もなんのその、ことりと一緒に横になってくれました。
わたし、グッジョブ!
またとある日のこと。
わが家は週に3回はご飯の朝食にしています。
まめぴーはパンが大好きなので、朝ごはんがご飯だとわかるととても機嫌が悪い。
(普段はおにぎりも好きなのに、なぜか朝は嫌がるのです)
両方作ってあげられたらいいかもしれへんけど、やっぱり家族だから一緒のを食べたい!
だったらどうすれば楽しく食べられるやろか、と盛り方にひとくふう。
とはいえ、お皿に顔のかたちに並べただけやけど・・・
それだけでも3歳児は不思議とたのしそう。
「お鼻からたべよかな~、お目めからたべよっかな~」
と苦手なご飯食でもきげんよく食べてくれました。
めでたし、めでたし。
子どもだって「ああしなさい!こうしなさい!」と言われるのはイヤだろうし、
なかなか進んでやろう、とはならないんじゃないかな。
言い続ける親のほうもしんどいものです。
「そんなんじゃダメ」と親に言われると、子どもには反発するこころがうまれて、
よけいに「今やってるダメなこと」を頑なにしようとしてしまうみたい。
それはきっと大人だっておんなじこと。
(大人は経験があるから、言われたら瞬時にやめることはできるけど)
だけど、次への見通しがついて「こっちのほうが楽しそう」だったら、
今やっていることをやめて、すんなり納得してできるはずです。
そんなとき「笑い」のエッセンスがあれば、記憶にものこるし
楽しいきもちで次へ進めるみたい。
知らず知らずのうちにシワが寄っている眉間をゆるめて、
ちょっぴり「おもろい母ちゃん」を心がけてみると、
子どもに気持ちが伝わりやすいのかもしれへんな、と思ったできごとだったのでした。
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