
雨も少なく、あまりそれらしくもなかった気もしますが、
京都も梅雨が明けたようで、わが家でも梅干作りの総仕上げに入りました。
今年も生活クラブさんで予約した南高梅15kgのうち、
まめぴーの梅シロップぶんをのぞいて13kgほどを梅干に。

今年も自分専用の「すぺしゃるうめぼし」通称すぺうめを仕込むゴン。
色、形、重量すべてにおいてゴンのおめがねにかなうレベルの梅を集めた、
精鋭たちです(笑)
そう、タイトルにもあるように今年はショッキングな出来事が・・・

今年もいつものとおり1ヶ月ほど塩漬けしていたんですが、
ひとつの袋(わが家はジップロック漬けにしています)で、
ご覧のように白いカビのようなものが・・・!
手でとりのぞくとスルリと卵の薄皮のようにはがれるので、
被害がすくないものははがして干しました。
ネットで調べてみるとこれは産膜酵母とよばれるもので、
とくに有害なものではないのだそうな。
よかった・・・
ただ、あまりに量が多いとそのうえにカビがはえたり、
味が悪くなったりするのだそう。
考えられる原因はいくつかあって、
途中ひっくりかえす頻度が低かったからなのかもしれないし、
もしくは今回海の塩を使ったのでミネラル分が多く、塩気が足りなかったのかも。
もうひとつ思い当たるフシがあるとすれば、
漬け込みの時期わたしが忙しくて家族総出で手伝ってくれたので、
消毒が甘かったのかもしれません。

手前の楕円のざるに入っていたのが、その膜が張っていた梅。
どことなくほかのより色が悪いかな?
出来上がりまで別にして干しあげて、
味に違いがでるのか確かめてみたいとおもいます。
またレポートしますね。

失敗するとショックだけど、その原因に思いをめぐらせたり、
実験、検証していくことで経験がふえていく。
それこそが保存食作りの醍醐味なのかもしれないな。
保存食作りってやっぱり奥がふかいです。
去年の梅干作りの記事を参考までに。