梅干作り、6年目の事件。
2017年 07月 26日

雨も少なく、あまりそれらしくもなかった気もしますが、
京都も梅雨が明けたようで、わが家でも梅干作りの総仕上げに入りました。
今年も生活クラブさんで予約した南高梅15kgのうち、
まめぴーの梅シロップぶんをのぞいて13kgほどを梅干に。

今年も自分専用の「すぺしゃるうめぼし」通称すぺうめを仕込むゴン。
色、形、重量すべてにおいてゴンのおめがねにかなうレベルの梅を集めた、
精鋭たちです(笑)
そう、タイトルにもあるように今年はショッキングな出来事が・・・

今年もいつものとおり1ヶ月ほど塩漬けしていたんですが、
ひとつの袋(わが家はジップロック漬けにしています)で、
ご覧のように白いカビのようなものが・・・!
手でとりのぞくとスルリと卵の薄皮のようにはがれるので、
被害がすくないものははがして干しました。
ネットで調べてみるとこれは産膜酵母とよばれるもので、
とくに有害なものではないのだそうな。
よかった・・・
ただ、あまりに量が多いとそのうえにカビがはえたり、
味が悪くなったりするのだそう。
考えられる原因はいくつかあって、
途中ひっくりかえす頻度が低かったからなのかもしれないし、
もしくは今回海の塩を使ったのでミネラル分が多く、塩気が足りなかったのかも。
もうひとつ思い当たるフシがあるとすれば、
漬け込みの時期わたしが忙しくて家族総出で手伝ってくれたので、
消毒が甘かったのかもしれません。

手前の楕円のざるに入っていたのが、その膜が張っていた梅。
どことなくほかのより色が悪いかな?
出来上がりまで別にして干しあげて、
味に違いがでるのか確かめてみたいとおもいます。
またレポートしますね。

失敗するとショックだけど、その原因に思いをめぐらせたり、
実験、検証していくことで経験がふえていく。
それこそが保存食作りの醍醐味なのかもしれないな。
保存食作りってやっぱり奥がふかいです。
去年の梅干作りの記事を参考までに。