きらり。についてのお知らせ。
2017年 11月 04日
わたしも創刊号から執筆させていただいている雑誌、「きらり。」
今日はその「きらり。」についてのお知らせです。
「きらり。」は、
友人でもある発達障がい当事者、朝倉美保さんが編集長をつとめている、
日本発の発達障がい専門の雑誌です。
わたしも、個展や講習会などのイベントに参加させていただくときには
必ずお持ちしているのですが、多くの方が興味を持ってくださって^^
中にはすでに買ってくださってご感想をいただいたり、
励ましの言葉をいただいたり。
「応援しています~!」
と声をかけていただくたび、これからも細く長くずっと続けていきたいなあ、
と背すじがすっと伸びるのです。
この雑誌のコンセプトは
「ちいさくてもほんものをつくる。」
だから、彼女は決して広告収入は得ないことを決めて、会社をスタートしました。
これは、出版業界では異例のことだと思います。
創刊号ではクラウドファンディングで出資をつのり、
見事成功して、現在3号目まで発行。
おかげさまで沢山の方にご購入いただき、
じわじわとではありますがその輪はひろがってはいます。
一般書店では大垣書店さん、メリーゴーランド京都さんでも取り扱っていただき、
夏にはNHKのニュースにもとりあげられ、一時的に売り上げは伸びました。
でも、やはりネックなのは一般書店への卸ができないこと。
今のところ、手売りや口コミ以外に販売の手段がありません。
一部の書店では例外的に取り扱ってくださっていますが、
それ以外は残念ながら、一般の方が「きらり。」を知る手段がないのが現状です。
ご存知のとおり、日本国内で本を流通させるには、
一般的に日版や東販などの取次会社を通す必要があります。
けれど、
株式会社として日の浅い彼女の出版社は、実績がないから相手にしてもらえない。
書店に置いてもらいたくても、置けない。
スタートラインにすら立てない。
そんな状況なのです。
つい先日、
「株式会社として、存続の瀬戸際まできている」と朝倉さんから打ち明けられました。
売り上げが伸び悩んでいるとは聞いていましたが、まさかそこまでとは・・・
とびっくりし、そこからは今後の方針を決めるべく、意見を出し合いました。
そこで、今回踏み切ったのが
「WEBで雑誌を立ち読みしてもらおう!」
ということ。
なんと、
こちらのページから、現在発行している3号までの記事、
すべてが閲覧いただけるようになりました・・・!
内容を読んでいただき、じっくり読みたい!手元に置いておきたい!
と思われた方は是非、ご購入を検討いただければうれしいです^^
朝倉さんによると、あと600名定期購入をして下さる方が増えれば、
雑誌を発行し続けることができるのだそう。
当事者として、これからも声をあげつづけたい。
当事者として、今まさに苦しんでいる人たちの光になりたい。
出版業界が厳しい状況なのはよくわかります。
けれど、
そんな彼女の活動はできれば途絶えさせたくないなあ、と思います。
購入はできないけれど、友人にすすめたい、という方はぜひ、
こちらの記事をお友だちにお知らせくださいね^^
↓こちらでも購入いただけます。
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どうぞよろしくおねがいします~!