二層式洗濯機の使い方。
2017年 11月 09日
以前ご紹介した、石けん生活の記事。
意外にも沢山の方に読んでいただいたようで、うれしいです。
いまや洗濯機は節水ドラム型、コンパクト洗剤の時代なのに、
こんな昭和な洗濯方法・・・(笑)
すくなからず興味をもってくださる方がいらっしゃるのだな~、
とわくわくしました^^
さて、その記事を読んだ方からさらにご質問がありました。
その方は二槽式を検討されているのですが、
「二層式ってやはり家に居る時間が短い方には不向きかと思います。
二層式との時間の使い方が知りたいです。」
とのこと。
ということで、とある一日のわが家の洗濯スケジュールを記事にしてみますね!!
※( )内は洗濯機が作動している時間。( )内はわたしが洗濯を処理する所要時間です。
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前日夜6時
晩ごはん前にその日に干しあがった洗濯物を仕舞う(5分)
前日夜9時
お風呂に入るタイミングで洗濯槽に水をため、セスキを溶かし込む。
一度着ただけの洋服やタオルなど、軽い汚れの物を漬け込んでおく(1分)
~就寝~
翌日朝7時
前日夜に漬け込んでいた洗濯物を洗う。一度目の洗濯スタート。
半自動機能を使ってすすぎまで行う。セスキだけなので、すすぎは1回。
(1分)(10分)
~朝食づくり・朝食~
7時半
朝食を食べ終えたタイミングで二回目の洗濯スタート。
まずは石けんとセスキの溶かしこみ。(1分)(3分)
~食器洗い~
8時
子どもが出かけたタイミングで、先ほど溶かしこんだ石けん液で、
ふきんやキッチンクロス類を洗う。
(1分)(5分)
8時15分
石けん液は排水しないで、洗濯物を一度取り出し、脱水すすぎ※をかけておく。
(1分)(5分)
※脱水すすぎとは脱水槽で脱水→注水→脱水を繰り返して
石けんをすすぐ二槽式独自のすすぎ方法。
8時20分
残しておいた石けん液で子どもの食べこぼしのある衣類、肌着類など、
汚れがやや強めな洗濯物を洗う。半自動機能を使ってすすぎ、脱水まで行う。
(1分)(15分)
8時45分
洗いあがった洗濯物をたたみ、しばらく置いておく。(5分)
9時
しわが伸びた洗濯物を干す。(5分)
~その後、掃除やトイレ掃除、玄関掃き、晩ごはんのしたくなど~
10時 仕事スタート
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こうしてあらためて数字にしてみると、
全自動洗濯機との違いがわかっていただけるかもしれません。
わたしが実際に洗濯物にかけている労働時間は21分。
こちらの記事を引用すると、
一般的な主婦が平均的な洗濯物を処理する時間は16分だそうなので、
少し多いぐらいでしょうか。
そして、平均的な全自動洗濯機が稼働している時間は48分。
我が家の二槽式の場合、38分。
比べてみると、作動時間は二槽式のほうが少ないことがわかります。
わたしの目で判断して仕分けをして汚れ別に洗うため、
作業にかかる時間は5分増えますが、逆に、
洗濯機の稼働時間は10分減る、ということ。
水も電気もすこし、使用量がおさえられるのではないでしょうか。
しかも、この一例は1日3回、最大量洗濯物があった場合。
軽い汚れのみの洗濯なら、セスキだけで洗うので作業量は約3分の2に、
洗濯機稼働時間も半分です。
なによりのメリットは、
汚れに合った洗濯ができている、という心地よさ。
機械まかせにせず、自分の感覚をつかってていねいに洗濯できること。
わたしにとっては、ここがなんとも嬉しいポイントなのです。
手をかけるほどに効果が目に見えて、成果がでる。
そのたのしみは、まるでひとつの娯楽といってもいいぐらい(笑)
<まとめ>
全自動も二槽式も、どちらにもメリットがあります。
二槽式はやはり、音が大きいので集合住宅に住んでいる方、
夜中に洗濯したい方には向いていません。
全自動に比べて横長で場所をとるので、洗濯機を置くスペースが無い方、
大家族で洗濯物が多い方にも、難しいとおもいます。
ただ、どちらを選ぶにしても、「楽ちん、簡単」のようなイメージや、
メーカーのうたい文句をうのみにしないこと。
自分がどんな暮らしをしたいのかがはっきりしていないと、
ともすれば、それらに振り回されてしまうかもしれません。
まずは、自分がどんなことを楽しみたいのか、
心地よいと感じているのかを見つけることから始めてみてはどうでしょうか。
それが、
めんどうな家事を自分なりにたのしむポイントなんじゃないかなあ、と思います^^
ぜひ、「わたしの暮らし」にしっくりくる洗濯方法をみつけてくださいね~!
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