
みのりHP、そしてamazonにて、
「きらり vol.4」の予約がスタートしました。
前回もお知らせしましたが、
秋ごろに、朝倉編集長から「このままでは雑誌の存続は厳しい」と告げられたわたしたち。
そこで、
「webで立ち読みしてもらおう!」と大胆にも既刊の全文公開にふみきり、
各々のブログやHP、SNSで定期購読のお願いもさせていただきましたが、
目標には届かず・・・
たとえばNPOにしては?広告やスポンサーをとっては?
代理出版はどうだろう?子育て専門誌にしては?
など、メンバーで意見を出し合いました。
障がい当事者の方や雑誌読者の方にアンケートもお願いし、
そのなかで激励の言葉をいただくこともあれば、
厳しいご意見も頂戴することもあり・・・
今後どういった雑誌を作っていくべきか?
一旦仕切りなおす段階にきたな、という結論になりました。
定期購読を支援くださり、
株式会社継続を応援して下さった方は、ほんとうにごめんなさい。

ただ、雑誌はこれからも続けていきます!
中身のクオリティは下げずに、手に取りやすい価格にできるよう、
けれど、「ちいさくてもほんものをつくる」精神は忘れずに、
いろんな選択肢を検討していきたいと思っています。
そのために、4月発売予定だった次号は休刊とし、
改めて2018年7月にリニューアルしてお届けします。
ご期待くださいね^^
なお、前田マリアさんはきらりとは別に、
子育てに重きをおいた情報発信をされていくことになったので、
今回で卒業されます。
人気だった(?)対談も最後です~。ちょっと寂しい・・・
わたしもこれまでのエッセイ連載は最終回となり、
次回から違う内容で連載をスタートする予定です♪
今からしっかり準備して、みなさんにお届けしたいと思います!

最終回である今回は、
架空の友人、Aちゃんから子どものことで相談を受けたわたしが、
それに答える手紙を書く。
そんなモノローグ調になっています。
Aちゃんは、実は悩める「過去のわたし」。
これまで子どもと体当たりして向き合っていくうちに、
たくさんの学びがあり、気づきがありました。
それらを忘れないように、自分にあてる備忘録のつもりで書いたものです。
最終回のあとがきを抜粋しますね。
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<あとがき>
何度もお話させていただいているように、
わが家の第一子、ゴンは発達障がいをもって生まれてきました。
見た目ではわからない、独特な感覚が原因で生きづらさを感じやすい、
発達障がいの子どもたち。
本当に障がいなの?といぶかしがられることもあるし、
ゴン自身も「わたしは障害じゃない!」と言うこともあります。
(それはたぶん、「障害」と呼べるぐらい自分は困っていない、という事だと思うのですが)
でも、障がいのあるなしにかかわらず、親と子の関係が不幸なことになる原因のほとんどが、
親が子どもの存在を自分に重ねすぎてしまうときではないでしょうか。
わたしは、わが子が特性をもっていたことで苦しみもしましたが、
「決して子どもはわたしの思い通りにはならない」ということを、
比較的早い時点で気付けたのだと思っています。
未熟なわたしにとっては、それはとてもありがたい学びでした。
~~~~~
幸せってちゃんと目を凝らしてみれば、足元にあるはず。
けれど、
「子育てはしんどいもの」「努力しなくてはいけないもの」という思い込みが、
親子から笑顔を奪っているのではないかな。
それは子どもに障がいがあっても障がいがなくても、根本は同じだと思う。
今回のエッセイが、少しでも多くの親子を笑顔にするといいな、と思います^^
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