作らせていただける、しあわせ。
2018年 02月 15日
わたしが作った服を、待ち望んでくださる方がいる。
わたしの作った服で、笑顔になる人がいる。
作り続けているわたしを、自分のことのように喜んでくださる方がいる。
かげながら見守り、祈り、応援してくださる方もたくさんいる。
直接顔をあわせることはないけれど、
生地を作る人、売る人がわたしの仕事を支えてくださってる。
今回ほど、
たくさんの方々のお力添えを感じた個展はありませんでした。
さしのべられた手のあたたかさ、
掛けていただいたやさしい声、向けていただいた笑顔。
わたしの幸せが、あなたの幸せをつくっていく。
あなたの幸せが、また、わたしの幸せになる。
そんなうれしい連鎖。
わたしは、「作っている」んじゃない。
「作らせていただいている」んだ。
そんな思いがこみあげて、何度も何度も、
あったかい涙がこぼれそうになりました。
5日間にわたる会期で、
過去最高のご来展、そして過去最高のご注文を頂戴致しました。
改めまして、お越しいただいた皆さま、
ご協力いただいたメリーゴーランドさんはじめ関係いただいた方々へは、
熱く御礼申し上げます。
2017年に「手作り暮らし研究家」と名乗るようになって、
心にきめたことがあります。
それは、
自分のエゴは捨てて、すこしずつ周りの力を借りれるようになること。
縁あって、昨年からさおりさんがアシスタントに来てくださることになりました。
9年前、たったひとりで始めたFU-KO。
ずっと「おかあちゃんの手作り」にこだわっていたけれど、
もっともっと多くの人に笑顔になってもらいたい。
決めるときにはとっても迷ったし、
もしかしたら離れていく方もいらっしゃるかもしれない、
という不安もありました。
けれど、決めてよかった。
これからますます可能性が広がっていくことを感じて、
勇気がわいてくるのを感じるのです。
昨日の撤収では、潤さんと名残惜しくお別れを。
もう今年で4回目だから、会うたび会うたび仲良くなれて、
色んなお話ができてうれしい。
実はまた、
来年の5月にメリーゴーランドさんで個展を開かせていただくことが決まりました^^
今度はどんな出合いがあるのか、今からたのしみです。
ご注文いただきました皆さまには、これから沢山お待たせ致しますが、
心をこめて大切にお作りさせていただきます。
どうぞお楽しみにお待ち下さいませ。
実は、今年の6月に別の場所で企画展も予定しています。
詳細が決まりましたらまたお知らせさせてくださいね。