がんばらない。だけど、あきらめない。


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以前ちらりとお伝えしましたが、
友人と作っている発達障害専門誌、「きらり。」vol.6が、
先日発売になりました。

今回の特集は「注意欠如・多動症(ADHD)」。

先日の芦屋での個展でも並べていたですが、
「リニューアルして、読みやすくなった!」とお声をいただき、
嬉しい限りです~


表紙も秋らしくにぎやかでかわいい^^

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毎度ながら白保さんのイラスト、すてき~



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今回も障害をもつお母さん、お父さんのエッセイ、
当事者の方のエッセイやまんが、インタビューなどもりだくさん。



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まつながさんのエッセイは、
わが家も「あるある!」がいっぱいで、思わず噴出しちゃうほどおもしろい。

ほんま、子どもって妖怪なのかもしれへん(笑)。

大変なことほど「面白がれる」って、とってもいいとおもう!



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廣畝さんの父親エッセイ。

子どもと接する上でいつも心に留めたいのは、
できないところをできるように頑張るんじゃなく、
できるところを大事にしていくことなんだな、
って改めておもいました。



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ウチノコさんのまんがは、
子どもと接するうえで「なるほど~」のくふうがいっぱい。

むっくんとゴンは近いタイプな気がするので
わたしもヒントにさせてもらいたいです。


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谷岡さんのエッセイ「ありのままで生きる勇気」も二回目。

子どものころからものごとに集中できず、
疎外感を感じがちだった谷岡さんが、
大人になってから「好き」を見つけ、変化したエピソードがとっても印象的でした。

「熱中できること」が見つかると、人は力を出せるもの。
それまでマイナスだと思っていた自分の特性も、
「好き」があればプラスに転じることもあるとおもうのです。

次回もたのしみです!



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ほかにも、インタビューや未来のきらり人、
「注意欠陥・多動症」のチェックシートなどもあり、
もりだくさんな内容となっています♪



わたしもエッセイなど4つを担当させていただきました。



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そのうちのひとつ、

わが家のくふう
分けると「わかる」、立てると「見つかる」!
凸凹ちゃんのための収納術

からちょこっと抜粋しますね。


現在11歳になる長女のゴンに発達障がいがあることがわかったのは5歳のとき。
とはいえ、診断も受けておらず、軽度の部類に入るのでしょうが、
当時は保育園の準備からして大騒ぎ。

「あれ、どこー?」「○○がなーい!!」と泣くので駆けつけたら
”探しているところにあった”のは毎度のこと(笑)。

障がいについて知らず「しつけで何とかなる」と思っていた頃は、
「良く探しなさい!」と怒鳴りつけたこともありました。
彼女には申し訳ないことをしてしまったなあ、とほんとに反省です。

けれど、発達障害は、脳の機能障害。
脳にうまくいってないところがある、だなんて一見するとかなり衝撃的ですが、
平たく言えば「努力しても、頑張ってもできるようにはならない」ということ。

娘を見ていると、それは彼女の行動や考え方を形作る設計図が、
ほかの人とはちょっと違うということなんじゃないかと思います。

だったら、ふつうの人が成功しているやりかたではなくて、
「彼女はどういうふうに世界を認識しているか」を知って歩み寄り、
それにあわせて環境のほうを作り変えたほうがいいかもしれないなあ。

試行錯誤のうち、そう思うようになりました。

「できないなら、できるように頑張る」のではなく、
「できないなら、出来る方法を探してみる」。

それが、子どもにとっても親にとっても心地よく毎日を過ごすヒントになる気がしています。


発達障害って目にみえるものじゃないから、
なかなか周囲の理解がえられなかったり、自分でも把握できないことが多いと思います。

けれど、そもそもの感受性と出力のところでほかの人とは異なっているのだから、
ふつうのひとが成功するやりかたで克服できるものでもないし、
劣等感ばかりが強くなりすぎてしんどくなってしまう。

まずは、
自分の(そして相手の)特性を受け入れ、否定しないこと。
「そっか、わたしは(相手は)こうなんだ」ってフラットに受け止めてみる。

そして、「出来ないままでもかまわないから、ほかにやり方はないのかな?」って
目線をすこし変えてみる。

そしてそこに、その人なりの「好き」をちりばめられたら、
前向きに一歩ふみだせるんじゃないかな。

「がんばらない。だけど、あきらめない」
これからもそんなふうに子どもと、そして自分自身とも向き合っていきたいと思います。



そんなきらり。vol.6

みのりの森HP、amazonでの販売もスタートしています。






京都では大垣書店、メリーゴーランド京都さんで取り扱ってくださっています。

お問い合わせこちらへ。

「みのりの森」担当:朝倉
メール info@minorinomori.co.jp
電話 075-432-8746



ぜひお手にとってみてくださいね。





by fu-ko-handmade | 2018-10-12 12:44 | 発達障がい

手づくり暮らし研究家、FU-KOこと美濃羽まゆみのblogです。京都の古い町家から「ものを作る、幸せのかたちを作る」をテーマに、手づくりのあるほんのりていねいな暮らしを提案します。


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