こないだ学校から帰ってきたゴン、なにやら神妙な顔。
「ゴンがおとなになったら、今ある職業の8割はなくなっちゃうんだって・・・
どんな職業が残るんやろ?」
となんだか泣きそうになりながら聞いてきて。
大丈夫だよ、と言いかけて思いなおし、
「えっ、めっちゃええやん!!ラッキーやん!
だって、今仕事をしてる8割の人の仕事がなくなるんやろ?
働かなくてすむやんか~♪」
そう返しておきました^^
「ちゃーちゃんは能天気やな・・・」と呆れられましたが(笑)
ちゃんと、今の正直なわたしのきもちでした。
まめぴーが保育園からひろってきた桜の葉っぱ。
唯一無二。ひとつひとつに物語がつまっているよう。
たしかに、子ども達の将来のことを考えると、不安はいっぱい。
できるだけ苦しい思い、辛い経験をさせたくないと心から思います。
けれど、必ず先立つであろうわたしたちは、
ずっと子どもたちの盾となり続けることはできない。
これから子ども達が大人になって、その命をまっとうするまで経験する苦労は、
子どもたち自身のちからで、立ち向かうほかないのです。
子どものために・・・
子どもの将来のために・・・
そんな思いで親が歯をくいしばる場面もよく目にします。
結果、子どもに何かを強いたり、我慢させたりも。
わたしも、一時そんな時期がありました。
でも、親は子どもを絶対安全な地におくりこむことはできない、
という矛盾に気付いて。
「子どものために」は結局、
「自分の安心のために」でしかないんじゃないか。
自分がかわいいだけなんじゃないか、って呆然としたのです。
なら、親は子どもの将来のために、何ができるんやろう?
わたしが出した答えは、
「勇気づけること」
でした。
なにがあっても、生きていれば笑えるときがくるからね。
笑顔のあるほうを向いていれば、なんとかなるからね。
だいじょうぶ、生きるって苦しいけど、ずっとずっと楽しいから。
「将来、何が起こるかわからない」
だから、不安がれ、ではなくて。
「将来、何が起こるかわからない」
だから、楽しいよね、って。
そのことを、言葉で、そしてわたし自身の生きかたで、
くりかえし、くりかえし伝えていくしかない。
そう思うのです。
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