まめぴーが小学校で作ったらしい、カニのおめん。
とぼけた顔がかわいらしくて、しばらく飾っています^^
でもなんでカニ=赤なんだろう?
まめぴー、カニカマ大好物だからかな?(笑)
そういえば、
すこしまえにブログでアップしたまめぴーの登校しぶりのこと。
記事にしたすぐ後には経験者の方からもアドバイスをいただいたり、
応援のメッセージをいただいたり。
みなさまあたたかなお心を寄せてくださり、ありがとうございました。
このころはというと、すっかりそんな様子も落ち着いて、
「そんなことあったっけ?」というほどに。
週末遊ぶのに疲れてくたくたで、
月曜日はぐずぐず言うこともあるけれど、
元気いっぱい手をふって登校していく。
すごいね。
こどもって親の予想をとびこえて、
あっという間におおきくなっていきますね^^
落ち着いたきっかけはたぶん、まめぴー自身も学校生活になれてきたこともあるけど
わたし自身がそのイレギュラーな状況を楽しめたからなのかな、とも思います。
むしろ、「楽しもう」と視点をいれかえたといってもいいかもしれません。
わたしは子どものころからそうなのだけど、ちょっとしたクセがあって。
それは、大なり小なりなにか壁にぶちあたったとき、
悩んだとき苦しんだときほど、無理やりにでも楽しむポイントをみつける、というもの。
たぶん、それは幼かった自分のちいさなこころを守るための、
せいいっぱいの盾のようなものだったんじゃないかな、と今になっては思います。
でも、実際にそうするとイヤなことでいっぱいだったはずの風景が
なんだか心地よくなってくる。
得した気になってくる(笑)
大人から心無いことを言われるとか、同級生からいじめにあうとか、
犯人をみつけだしたところで、そのおおもとにある原因みたいなものはわたしには変えられない。
わたしにはたぶん落ち度はなくって、それはまるで偶然の事故のようなものです。
そんな状況は無力なわたしにはとうてい変えられないけれど、
その意味あいだけだったら、変えられる。
たったひとつ、自分自身の心の持ちようで。
そんなふうに生きてきて、今のわたしがあるような気がしています。
まあ、どちらかというと負け惜しみにちかいものなのですが(笑)
けれど、
不安や苦しみに心がうちのめされているときは、
たぶんその状況を受け入れられず、否定しているということ。
「こんなはずじゃない」「こんなのはイヤだ」と否定し続けているうちは、
逆にその状況にしばられて、かえって逃れられにくくなっていくような気がします。
だからわたしはいつも、
「いつ終わるかわからないけど、いずれ状況は変わっていくはず。
だったらこの状況を受け入れてしまおう!」と開きなおってしまう。
すると、思いがけない発見や楽しみがあったり、
自分や他人の意外な一面がみつかったり。
やがて、苦しみや壁でしかないと思っていたことが、
わたしにとっての大きなギフトだったということに気づくのです。
もちろん、しんどくてたまらないときは一目散に逃げ出してきましたが(笑)
ここで突然ですが、
いっしょに発達障害専門誌「きらり。」を作っている編集長、
朝倉がこんな取り組みをはじめました。
まだ企画段階ではありますが、「とことこ。」という
発達障害者の「はたらきかた」を支援するためのサービスです。
説明はページを読んでいただくとして、
朝倉の想いはたぶん、わたしといっしょなんじゃないかなと思いました。
朝倉自身は発達障害で、双極性障害。
若いころは一生懸命彼女なりに頑張っても周囲とおりあいがつかず、
「苦しい」「イヤだ」「情けない」「悔しい」
そんな思いにうちひしがれて、疲れ果てていた様子を、
つかずはなれずずっと見てきました。
その苦しみは、わたしが体験してきたのとは桁ちがいだったことでしょう。
でも、ある日ぐっとまなざしに力がもどってきたとき、
「ああ、受け入れたんだな」とおもいました。
苦しみの種も、悩みの種も、ある側面から見ると自分の短所だけど、
見方を変えれば、使う場所を変えればそれは長所になる。
涙がとまらないほど苦しかったでしょう。胃に穴があくほど悩んだでしょう。
けれど、そんな体験があったからこそ、それを糧に自分をみつめなおせた。
ぐっと成長してこれた。
そんな彼女はこのサービスを使って、
自分自身が身につけてきた「きりかえかた」のヒントを、
今苦しんでいるひとびとに伝えていきたいのだとおもいます。
このサービスは広く誰にでも使ってもらえるように、
使用料フリーにしたいとのこと。
そこでその開発費を、クラウドファンディングで募っています。
もしご興味のあるかたは
ページをご覧になってみてくださいね。
朝倉の熱い思いであふれていますーー!
発達障害ってなに?
どういう障害なの?という疑問をもたれたかたはこちらを。
東海テレビさんが作られた公共キャンペーン動画です。
きらり。で朝倉が取材した、
ディスレクシア(識字障害)の小学校教師、神山忠さんも登場されています。
「見えない障害」だからこそ「甘え」だといわれたり、
「努力不足」だと言われたり。
見えないからこそ理解が得られにくく、
本人も自覚できないことが多い障害です。
テーマは違いますが、同じく東海テレビのこの動画もすばらしいです。
よろしければ^^
「はたらく」をテーマにした「きらり。」vol.10も、
まもなく発売です!
わたしはファッションの連載と、
子育てエッセイ(今回は登校しぶりについて)を担当しています。
おたのしみに~!!
↓【追記】amazon販売開始されました♪