
晴れたり曇ったり、めまぐるしく変わる天気。
暗い町家に時折さしこむ光も、日ごとに強くなってきました。
新しい季節の訪れに浮足立ちつつ、
ずっと家にこもって制作をつづけています。
今日いよいよ第2弾の納品分を発送させていただきます。

さいきんメディアをにぎわせているのは、
コロナウイルス(COVID-19)による新型肺炎のこと。
京都でも町にでてみると、観光客のかたがぐっと減っているのに驚きます。
ふだんはぎゅうぎゅう詰めのバスや電車も、
びっくりするぐらい、がらがら。
そんななか、気になるのはマスク不足です。
新聞やテレビでは感染予防にマスクを推奨しているし、
各地で売り切れや買い占め、転売などが起きているそう。
ただ、
気を付けなければならないのは新型肺炎は「ウイルス性」だということ。
大学で免疫学の授業をとっていたとき知ったのですが、
自身の細胞をもつ細菌とちがい、ウイルスは単体では繁殖できません。
宿主の細胞に入り込み、増えていきます。
そのため、一般的な細胞の大きさに対してウイルスの大きさは1000分の一ほど。
マスクは比較的粒子の大きい細菌や花粉などには効果がありますが、
ウイルスはとうてい防ぐことができない、と教わりました。
マスク工業会と厚生労働省が出したこんなメッセージがあります。
こちらにも書かれているように、
マスクは感染者がまわりのひとに感染させないために必要なもので、
予防には効果がみとめられていません。
買い占めてしまうとほんらいマスクが必要な医療に携わっているかたや、
必要としている方にとどかないかもしれません。
それでは本末転倒ですよね。
ちなみに、今回の新型肺炎は、
持病がある方、免疫系の薬を服用している方、高齢の方は重症化することがあるようですが
ほとんどの人にとっては風邪状の症状ですむそう。
なにより大切なのはしっかり寝てしっかり食べ、
体調がすぐれなければ無理をせず休むこと。
ネットをみているといろんな情報がとびかっていますし、
どうにか防げないかと不安にもなりますが・・・
「正しく恐れて」冷静に判断していきたいな、とおもいます。
とはいえ、しばらくマスクの品切れが続きそうですが、
「ないならつくる」で乗り切っても。
nunocotoさんでもマスクの作り方をご紹介されていましたね^^
マスクとおなじく、消毒用アルコールも品切れがつづいているようですが
こちらも手作りできます。
使うのは薬局で販売されている無水エタノール。
、
ただ、気を付けなければいけないのがアルコールの種類。
アルコールにはエチルアルコールとメチルアルコールがありますが、
燃料用であるメチルアルコールは有毒です。
かならず薬剤師さんに確認して購入してくださいね。

さて、
いよいよ来週は、まちづくりセンターさんでの講演会です。
(もしかすると今回のコロナウィルスで中止になる可能性もでてきましたが)
はじめてPowerPointを使ってみましたが、
おもったより簡単!そして便利・・・!
なぜもっと早く使わなかったのか、激しく後悔です;;
資料もできたので、ミシンかけつつ頭のなかでお話しすることをおさらいしておこう、
とおもいます^^