
長年使い込まれた道具たち。
うつくしいなあ。
三日目はちょうど土曜日。
朝から家族総出で、霜鳥さんのお手伝いをしました。
雨もようやくやみ、
待ちに待った晴れ間の出てきた3日目。
今日はいちばんの大しごと、土の運び出しです。
おっきいシャベルやね!
まめぴーはバケツ1杯分運び出しただけで、
飽きて遊びに行ってしまったので(笑)
あとは霜鳥さんとわたし、夫とで協力して運び出し。
夢中で掘り出していたので写真がありませんが、
土のう50袋分の古い土を掻き出してつめ、
外に停めたトラックにつみこむ・・・という作業を2時間ほど。
晴れていたけれど気温はさほど高くなく、
ときおり吹く風がさわやかに汗を乾かしてくれて。
いっぱい体をうごかしてきもちよかったな^^

庭づくりの最中は、ささやかなお昼ごはんでおもてなし。
この日はパスタ。
人数分(この日はゴンの友達もきていたため6人前)麺を湯がいたら量がとんでもないことになり、
とてもお皿に盛れなかったため鍋ごとサーブ(笑)
大家族みたいにみんなでワイワイ食べました。
午後からは防草シートをしき、砂利をいれます。
だいぶシャベル使いもなれてきたもよう。

箕やバケツをつかって運び入れます。
昨年のリノベーションのとき、
玄関から奥までつづく通り土間にしておいてほんまよかった・・・
と思った瞬間。
これにて1期工事は無事終了!
あとは来月中旬に縁側から一続きのウッドデッキを作っていただき、
グランドカバー(地表を覆うために植栽する植物)や残りの植栽を入れて完成です。
グランドカバーは霜鳥さんにアイデアをいただき、
すべて有用植物(つまり、食べられるもの)にする予定。
またご紹介させてくださいね。

こんかい、ほとんどは庭師の霜鳥さんにやっていただきましたが、
自分たちで手を入れた部分もあるからか、感慨もひとしお。
用もないのに見に行ったり(笑)
朝晩の水やりもうれしくて。
そうそう、水やりをしていて気づいたんですが、
植え付けのときまだ花だったソヨゴが、もう小さな実をつけていました♪
今は豆粒ほどの小さな実だけど、
秋にかけて赤くなっていくらしい^^
たのしみやなあ。

リキュウバイにも星形の実が!
どんな色になっていくんやろ。

ばいばい!またきてね!
庭って家づくりの部分でつい後回しにされがちで、
一般的には取るに足らない存在と思われがちな場所。
維持にお金も時間もかかるし、「コスト」という観点でいえば、
不必要な楽しみなのかもしれません。
けれど、
庭があることで家にいながら季節をかんじられたり、
育てるたのしみがあったり。
なにより身近に小さな自然があることで、
ごうまんにならずにすむ。
自分が大きな存在に生かされていることを肌で感じるから。
旅行だったり買い物だったり、「外の楽しみ」ももちろん楽しい。
でも、
すぐに役に立つことって、すぐ役に立たなくなっちゃう。
これってなんの役に立つんだろう?って思うことのほうが、
ずっと先に、自分にとっての大きなよりどころになっている気がするのです。
そんなことを感じた、今回の庭づくりだったのでした。
霜鳥さん、ありがとうございました。
これからもどうぞ、よろしくお願いします!