先日つづらせていただいた、
まめぴーの登校しぶりのこと。
思いがけずたくさんのメッセージで共感や、励ましのお言葉をいただきました。
みなさま自分ごとのように大切にかんがえてくださり、
ほんとうにありがとうございます。
お一人お一人にはお返事できませんでしたが、とても力をいただいています。
ただ、ひとつお断りというか、
お伝えしておかなくちゃと思ったことがあって、
今回のことでわたし自身、悩んだり、落ち込んだりはしていなくて^^
むしろ、
まめぴーが登校しぶりになって、付き添い登校できて、よかったなあ。
そんなふうに、しみじみとうれしくおもっています。
だって、こうやって彼が全身でSOSを出してくれたおかげで、
学校でのようすを知ることができたし、彼がなにに困っているのか、
いままでいかに頑張ってきたのかを十分知ることができました。
そしてわたしのことを、
わたしが大切にしている仕事のこともちゃんと理解して、
本当に大事に思ってくれているということも。
彼なりに、けんめいにわたしの力になろうとする気持ちが伝わってきて、
学校でも何度も涙してしまったのでした。
先生や子どもたちの目の前で、ええ大人がお恥ずかしい(笑)
ただ、最初のころ、
「できるよ」「へいきだよ」だなんて軽々しく言ってしまったことは、
ちょっぴり後悔しています。
ふだんわたしは、なにか子どもたちに思いがけないことがあるたび、
その裏にはかならずなにか理由というか、背景があるんだと思うようにしています。
もちろん最初はびっくりするんだけれど。
よくよく話をきいて、むきあってみると、
その行動に至るまでの、彼らなりの葛藤や想いがかならずあるのですよね。
今回の彼の想いは、
「学校には行きたい。けれど体がいうことをきかない(腹痛、吐き気)」
「べんきょうしてお兄ちゃんになりたい。でも知ってることを繰り返しやったり、
逆にわかないところがわからないままはつらい」
「一つ一つだったら大丈夫だけど、一気に怖いことがやってくるかもしれない。
一人だと立ち向かえる勇気がない」
「ちゃーちゃんの仕事が大切なことは知っているけど、心配だからそばにいてほしい」
というもの。
やりたい気持ちはあるのに、今の状況ではできない。
しかも、自分が周りに迷惑をかけていることもよくよくわかっている・・・
そんなまめぴーの気持ちを知ってからは、
安易にはげましたりして、たいそう失礼なことしちゃったなあ、と反省。
だって、がんばりすぎて心と体がばらばらになっちゃうほどに、
精一杯だったんだもの。
それをこれ以上がんばれだなんて、
いままでのがんばりを認めていないのと同じこと。
そこからは、
頑張っても、できないときもあるよ。
できても、できなくてもどちらでもいいよ。
どんなあなたでも、ずっとずっと大好きだからね。
そのことを繰り返し伝えるようにしてから、
彼のようすもすこしずつ落ち着いてきたようにおもいます^^
学校の玄関で、校門前で、玄関で、
彼が怖くて足がすくんでしまうたびに、そんなふうに言葉をかけて。
落ち着いたら「学校にいかないことを選んでもいいんだよ」とも伝えました。
フリースクールやホームスクーリングのこと。
学校にいかずに家で学ぶ方法、過ごし方のこと。
彼にわかることばでたくさん説明しました。
「勉強はしたいし、お友達には会いたい」と言って昨日までがんばっていた彼。
でも、今朝変化があって。
わたしも夫も今日は午前からはずせない仕事があったため、
「今日は付き添えないから、申し訳ないけどおうちで過ごしてね」とだけ伝えて
しばらくかかわりをもたないように。
そのままひとり玄関でめそめそと泣いていた彼ですが、
30分ほどしてわたしのところで晴れ晴れとした顔でやってきて、
「きょうはちゃーちゃんと一緒に過ごしたい。
そしておうちでネットのべんきょう(オンライン学習システム)をする」
と告げてくれたのです。
自分できめられたなあ。
ちゃーちゃんうれしいよ。
そんなわけできょうは朝から、
校正の仕事をしているわたしのそばでオンライン学習の体験版を。
ちょうどいま学校でやっている過程だったので、
すらすらと正解できて得意げ^^
そのまま次の学年のをやってみたり(できなくて悔しがったり。笑)
わからないところを繰り返し復習できたりと、
自分のペースですすめられ、今のところ彼にはあっているようです。
大正解!やった~~
「家でしばらくべんきょうして、そのうち学校に行けそうだったら行く」とは言っているので、
様子を見守りつつ、しばらく過ごしていこうと思っています。
さあ~、わたしもまた新たに予定をたてなおしだ!
いままでのはおじゃんだけれど(笑)
こういう不意に訪れる予定変更が、嫌いじゃないわたしです^^