
先日、春分堂さんにお願いしている庭の二期工事がおわりました。
★一期工事のようすはこちら。
最初のときもじゅうぶんに魅力的だったけど、
今回ウリンのデッキができ、植栽もぐっと充実して二度惚れの仕上がり。
ウリン材は今回教えていただいて初めて知ったのですが、
別名アイアンウッドともいい、東南アジア原産の水にとても強い木材なんだとか。
↓参考にさせていただきました。
水に強く腐りにくく、曲がりも出にくくて虫害もない。
なんとも素晴らしい素材ですが、2つだけデメリットがあり、
それは「重い」そして「加工しにくい」ということ。
ふつう木材は水に浮かびますが、この木は沈んでしまうぐらい重いのです。
施工前木材を持たせていただきましたが、なんともずっしり。
通常の材料の2倍ぐらいに感じたなあ。
しっかりと密度があるためなのですが、
そのせいで加工もたいへん!穴一つあけるにも一苦労だそう。
でも出来上がったデッキはすべすべでここちよく、
防腐剤などつかわないので嫌な臭いもしない!
ふつうのデッキ材とくらべるとちょっと割高ではありますが、
樹脂デッキなどより環境負荷がすくなく、風合いもよい。
なによりメンテナンスフリーなのがうれしいポイントです。
デッキは部屋から見ると一続きに見えますが、
視覚的に庭を広く見せたかったので
縁側とほんの10数センチ下げてあります。
高さがあるおかげで縁側にちょっと腰掛けることもできて、
庭にもおりやすくなってとてもいい感じ。
色も最初は素材がもつポリフェノールで赤く見えますが、
だんだんと落ち着いた色合いになっていくんだそう。
その様子もたのしみやな。
さっそくデッキが出来上がった日から、
毎日ここで晩御飯を楽しむのが日課になりました。
もちろん蚊もでるけど、もともと網戸のない町家ですから(笑)
さほど気にならないわたしたち。
なんてことないおかずでも、外で食べるとなんでこんなにおいしいのだろう。
つぎに、今回植えていただいた植栽について。
まずはこちらのナツハゼ。
花の時期は過ぎてしまいましたが、
本来なら初夏にすずらんのような花が咲くようです。
秋には黒い実がなり、食べられるんだとか。(まめぴーが喜びそう!)
紅葉も美しいらしいので、たのしみ。
そのほか、サルトリイバラに山葡萄、
甘茶にヤマアジサイ、ガクアジサイ、タデ、ブルーベリー。
グラウンドカバーにギボウシ(うるい)、ディル、すみれ。
いずれ三つ葉と茗荷も植える予定。
詳しい方ならお気づきでしょうか^^
はい、グラウンドカバーは有用植物ばかり集めております(笑)
なんとも食い意地のはったリクエストに霜鳥さん、
こころよく答えてくださいました。
当初ミントやローズマリーも候補にあがっていたのですが、
繁殖力が強いらしくほかの植物を追いやってしまうおそれがあり、おすすめできないとのこと。
なるほど~、勉強になりました。
それらは鉢植えで楽しむことにしよう!
梅雨真っ盛り、初日も二日目もずっと雨でさぞ大変だったとおもいます。
霜鳥さん、ほんとうにありがとうございました。
これからもどうぞわが家とわが家の庭のこと、
見守っていてくださいね^^