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プラスチックなしで生ごみ処理。簡単な新聞紙ゴミ入れの作り方。

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ここのところまめぴーの学校のことばかりでしたが、
今日はひさしぶりに暮らしのことなどを。


この夏からレジ袋が有料化になりましたね。

身の回りでも
「わざわざごみのために袋買うなんてなんだか後ろめたいわ~」
なんて声が。

前にも何度かご紹介してきましたが、
わが家では生ごみをいれるゴミ袋は使っていません。
(どうしてもというときは、食品のパッケージ袋を再利用しています)

かわりに使っているのは新聞紙。

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こうやってばらして畳んでおいてすぐ使えるようスタンバイ。


友人などに新聞紙でやってるというと
「え、まめすぎひん?!」と驚かれたり
「湿って破れたりしない?」「におわない?」と聞かれたり。

いえいえ、それがそうでもないのです♪

生ごみが匂う重要なのはごみをぬらさないこと。
ぬらさなければ新聞が破れたり、においが出たりしません。

ぬらさないためには、野菜などは洗う前に皮をむくこと。

こうして新聞紙でごみ入れをつくり、切ったそばから集めておくと、
ぬらさずに処分できます。
プラスチックなしで生ごみ処理。簡単な新聞紙ゴミ入れの作り方。_d0227246_12023356.jpg
さらに、
できるだけ全体を食べるようにしたり、食べ残さないようにする。
コーヒーやお茶っぱなどは乾燥させてから処分。

これでずいぶん生ごみの水分が減らせます。

また、食器を洗う前にお皿の汚れをあらかじめ落としておくのもたいせつ。

わが家ではスクレーパーで大きな汚れを落とし、新聞紙でぬぐってから
スポンジで洗うように心がけています。

この一手間で食器洗いも楽になるし、
洗剤を使う量も減らせて、いいことづくめ^^

それに、スクレーパーでしゅーーっとお皿やお鍋をぬぐうの、
きもちいいんですよ~♪


そんな新聞紙ゴミ入れ、作り方を動画にアップしましたので、
もしご興味のある方がいらしたら作ってみてくださいね。



後ろでちゃりんちゃりん言うてるのは、
ほづみの鈴の音・・・

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そういえば今日のゴンのお弁当も新聞紙で包んで。曲げわっぱのときは漏れることがあるので。



しかし今回のレジ袋有料化に関しては、
個人的にはちょっと首をひねりたいところもあります。

温暖化対策として、地球環境のため、
脱プラスチック、脱石油のための施策といううたい文句のようですが、
袋だけ減らしても全体のたった数%。

スーパーに陳列してあるパッケージやトレイのほうが、
総量としてはるかに多いのでは?ともやもや。

大手チェーン店のストロー削減にも同じことを感じます。

さらに、
レジ袋が有料化になったタイミングでごみ袋の販売量が増えた、
という調査結果もあるぐらい。




政府としては抜本的な改革というよりも、意識を変えるきっかけになれば、
という意図があるよう。

けれど、レジ袋に使われるポリエチレンは石油精製の不要物からできている、
いわばリサイクル品という考えもあります。

また、レジ袋を使わないためにエコバッグを買う人が増えているけれど、
エコバッグを作るのに必要なポリエステルはポリエチレンに比べて希少な素材。
製造時に出るCO2は50倍にものぼるという調査も。


ならコットンや紙袋だったらいいの?という訳でもなく。


自然素材でもその製造過程、
輸送過程において環境負荷がある点は同じ。

わたしたちが思った以上に、ものごとは複合的に相互関係にあります。

見た目やイメージにまどわされず、
つねに「それってほんとうかな?」といろんな面から見ることが
大切なんじゃないかなあと思うのです。
プラスチックなしで生ごみ処理。簡単な新聞紙ゴミ入れの作り方。_d0227246_12023242.jpg
それに、
どんな素材であれ繰り限りある資源を使ってつくられて、
何人もの手を経てわたしのところへやってきてくれている。

そのことに感謝して、
身の回りのものすべてを無駄にせず何度でもくり返し使う、
さいごまで大切に使い切る。

そんな心持でいたいなあ、と思っています^^


by fu-ko-handmade | 2020-09-29 12:00 | くらしのこと

手づくり暮らし研究家、FU-KOこと美濃羽まゆみのblogです。京都の古い町家から「ものを作る、幸せのかたちを作る」をテーマに、手づくりのある暮らしを提案します。


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