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子どもと素直に話せるようになるために、わたしが心がけていること。

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風もさわやかで、過ごしやすい季節になりました。

ここのところ毎朝まめぴーと、庭で朝食を。
簡単な朝食でも、外の風にあたりながらだとなんでこんなにおいしいのかな。

眠くてぼーっとしていても、
朝日をあびているとだんだん目がさめていきます。



そういえば、ちょっと謝らなくてはいけないことが・・・

わたしはメインとサブの二つのメールアドレスがあるんですが、
ずいぶんサブのアドレスをチェックしていなかったんです。

先日ひさしぶりに確認したところ、
そこにまめぴーの学校に行かない選択について、たくさんご感想のメールが!

なぜだろう?と念のため確認したところ、
ブログの設定がメインでなくサブのアドレスになっておりました。

なんと!!

うわ~、ずいぶん前からいただいていたのに、
お返事せぬままでごめんなさい!

みなさん共感のお気持ちをよせていてくださって、
お気持ちとっても嬉しかったです^^

この場でお礼をさせてくださいませ。
ほんとうにありがとうございました。



さて、そのなかでご質問があり、
「子どもが素直に話してくれるよう、工夫してることはありますか?」
というもの。

お返事がわりに、わたしなりの心がけをここに書かせていただきますね。

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そうですね・・・
ゴンなんかはうがった見方をするところがあって、
多少ひねくれたところもありますが(笑)

中一になった今でも、自分の意見はてらいなく、
ズバズバ口に出してくれています。

正論過ぎて胸にささることもあるけれど^^;
ほんま、まっすぐやな~って感心します。

そんなふうにすなおに接してくれるのは、
たぶんわたしたちの関係がフラットだからかな?

これは講演会などでよくお話しすることですが、
子どもとは「異文化コミュニケーション」のつもりで接していて。

だって、血がつながっているとはいえ
子どもの考えていることなんかわかりっこない。
これはもともと赤の他人である夫に対してもいえることですが(笑)

でも、みなさんの反応からすると、
話さなくてもわかりあえている、想いは通じている、
と考えている人って少なからずいらっしゃるのかなと思っていて。
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仕事相手や友人とならフラットな関係になれても、
親子だと難しいという人もおおいです。

だって自分の子だもの。
生まれてきてからずっとお世話してきたんだもの。

でも、わたしたちは他人であれ、親子であれ、
絶対にお互いのことをわかりあえないんです。

なのに「これまでに何度も言ってるから」「まえに約束したから」
わかってくれるはず、って期待して相手がそうしてくれないから、
裏切られたと(親が勝手に)思ってしまうのです。

そういえばわたしも最近、
何度言ってもゴンが空のお弁当箱を夜のうちに出してくれない、
ということで悩んでいまして(笑)

でも、客観的にみれば、
わたしとゴンとの価値観がかみ合ってないだけだった。

お弁当箱は2つあるから朝出すんでいーじゃん、
って彼女の思いがあったのですよね。

「なぜそうするの?」って子どもに確認することも、
わたしは「なぜそうしたいのか」の説明もせずに、
勝手に「わかってくれない!」って憤慨してたというわけ。

そしておたがいに素直じゃなくなっちゃっていました。

だからわたしは子どもと何かトラブルがおきるたび、
「この子はわが家にホームステイしているんだ」と自分に何度も言い聞かせ、
まっさらな気持ちでコミュニケーションをとるようにしています。
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そういえばわたし自身中学生のときに、
短いあいだ外国にホームステイしていた経験があって。

その際にホストファミリーからなにかにつけ聞かれたんですよね、
「あなたはどうしたい?」って。

ずっと察する文化で育ってたから意見を言い慣れていなくて、
さいしょはちょっと戸惑ったけど、慣れればすごく心地いい。
だってへんに気を使わなくていいのだもの。

また、相手が大切にしてるもの、好きだと思っているものを、
たとえ「??」と思ったとしても尊重するということも、
異文化コミュニケーションの心がまえ。

文化が違うのだから価値観が違っていてあたりまえだし、
違っていてあたりまえだとおもえば違いがあっても
「おもしろい!」と興味をもって接することができますよね。

そしてよくよく聞いてみると、
彼らの独特な価値観にはそれぞれその感性とか、背景とか、
理由があって成り立っているのだと気づきます。

でも親子みたいに近しい間柄だとそのこと、
ついつい忘れてしまいがちになるのかもしれません。
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でも、
親子関係だって異文化だ!って切り分けられたらすっごく楽です。
だって変に恰好つけなくてすみますから。

わたしもかつてそういうところがありましたが、
たぶん親って子どものことをよくしてあげなくちゃとか、
導いてあげなくちゃとか思うから、格好悪いところみせられない。

こんなこと表立っていうことでもないけど、
「あ~仕事失敗したーー!」とか「歯医者が怖くて行きたくない・・・」とか
ふだん子ども相手にわめいてはゴンにあきれられてるわたし(笑)
一方まめぴーは慰めてくれる。やさしい・・・

でもそんなふうに弱さを見せあえる関係だと、
子どもも素直に自分の気持ちを話してくれるのかもしれない、
っておもいます。

でもそれって子ども大人にかかわらず、
どんな人に対しても必要なことかもしれませんね^^

あと、猫と接するうえでも(笑)




by fu-ko-handmade | 2020-10-07 14:00 | 子どもとのこと

手づくり暮らし研究家、FU-KOこと美濃羽まゆみのblogです。京都の古い町家から「ものを作る、幸せのかたちを作る」をテーマに、手づくりのある暮らしを提案します。


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