わが家の冷蔵庫。
たしか結婚する前から前の家で使っていたもので、
気が付けばもう15年近くになる・・・
冷やすだけ、のシンプルな機能のものを選んだからか、
まったく壊れる気配もなく、大切に使ってます。
その当時一番省エネな物を買ったけれど、
今はもっといいのが出てるんやろな。
そういえば、最初にライフスタイルの本を出すとき、
一番自信がなかったのが冷蔵庫整理についてのページでした。
むかしからわたしは冷蔵庫整理がとにかく苦手で、
ずっと悩ましい家事の一つで。
気が付けば半分切ったたまねぎが底の方でひからびてた・・・
とか、作り置きしたおかずを痛ませてしまった・・・
などは日常茶飯事。
なんてわたしはダメなんや・・・
とため息をついていました。
けれどある日「自分を責めてもなんにもならへんし!」と開き直り、
視点をきりかえて「苦手なのはなんで?」を見つめてみることに。
わたしの場合、
本棚やオープンラックなど見えている場所の収納はわりと得意。
でも、扉があったり中身が見えない状態で置いてあるものなどは
存在すら忘れてしまうことがしばしば。
ということは、
おそらく中身が見えない&一目で見渡せないと、
「なかったこと」になってしまうんだ!
と、自分の特性に気づいたのです。
なので、冷蔵庫整理にかんしては、
かならずラベリングする!そしてできるだけ中身が見える状態にしておく!
を心がけるようになりました。
一時期は冷蔵庫まえの黒板に中身を書き出したりしてました。
でもついめんどうになって書き忘れたり、消し忘れたりして続かなかった;;
そこで、おかずの保存には気に入っていた野田琺瑯ではなく、
中身の見えるジップロックコンテナを。
冷蔵庫に入れるものにはラベリングを徹底。
ラベリングもいろいろ試して、
最初はマステにしてたけど剥がすのが面倒でやめてしまい、
次はよくある半分だけ糊が付いたふせんにしてみたり。
でも、それだと冷蔵庫に入れていると湿気ではがれてしまう・・・
ええもんないんかな?と文房具屋さんをうろうろしてて
見つけたのがこれ。
テープ型のふせん!
全面にのりがついていて粘着力がほどよくあり、
好きな大きさにちぎって使えるのがとっても便利で感動もの!
めっちゃええやん~、と嬉しく使っていましたが、
悩ましかったのは色。
ふせんってなんでこんな派手な色が多いんやろう?
見つけやすく書きやすいのだけど、
もう少し優しい色合いで、幅が広いのがあったらいいのに!
と思い続けて何年かがたち、さいきんやっと見つけたのです。
色は少しきなりがかった優しい白。
見つけたとき「やった!」とおもわずガッツポーズ(笑)
以前のものより幅広で、お値段もおてごろなのが嬉しい。
ごちゃつきがちな冷蔵庫も色がすっきり、すがすがしい!
ちいさなことやけど、うれしいなあー。
見ちがえるなあ~。
以前使っていた派手色のものは、
校正の時に使うことにしよう。
粘着力も問題なし!
湿気てもはがれないし、用を終えたらすぐ片手で剥がせます。
冷蔵庫に入れる前にすぐにラベリングできるよう、
ふせんの保管場所はここ。
棚の一番上に、えんぴつとふせんをセットしておいてます。
たかがふせん、されどふせん。
理想のアイテムに出会えて
冷蔵庫整理がぐんと楽しくなりました^^
好きなものは誰に頼まれなくてもやれるけれど、
苦手なものってつい後回しにしがちです。
でも、
出来なかったものほど、出来るようになれば伸びしろも大きい。
視点をかえて「これなら楽しんでやれるかも?」を探してみれば、
意外な方法がみつかるのかもしれません。