今年も残すところあと数時間となりました。
予報通り、ぐっと寒くなりましたね。
今年は帰省や旅行をひかえ、ご自宅でゆっくり過ごされる方が多いと思います。
わが家も例にもれず、年末年始はずっとおこもり予定。
子どもたちも冬休みにはいったので、
(まめぴーは年中お休みのようなものだけど。笑)
ここ数日は掃除に精を出していました。
また、お正月と言えばのお節。
結婚してからの十数年、ずっと年始は実家で過ごすことが多かったため、
お節づくりも縁がなかったのですが、
今年はせっかくなのでゴンと挑戦してみることに。
とはいえ彼女はたたきごぼうを叩いて(文字通りクラッシュしていた)
味付けしたのと、盛り付けだけやけど^^;

二人で色合いをあーだこーだ言いながら、
どんなふうに詰めるかを話し合って。
ええ顔んとこ表にしたげてな。
使った重箱は、松野漆器店さんの白木三段重。
ゴンが保育園児のころ、運動会のためにと求めたもの。
ここのところあまり活躍する機会がなかったので、
今回役立てられてうれしい。
さあ、お重をあけますよ~
一の重は数の子、黒豆、たたきごぼうに海老。

二の重はごまめに昆布巻き、なます、スモークサーモン。
そして最後は煮しめ。
このあと椎茸をプラスしました。

うん、なかなかそれらしくなった^^
子どものころはきんとんをつぶしたり金時人参をお花にしたり、
数の子の筋をとったり・・・
うっすらと記憶があるのですが、
こうして本格的に作るのははじめてだったかもしれません。
大変やなあと思い、どこか敬遠していたお節づくり。
でも実際やってみると、大掃除をしながら豆の煮えぐあいを見たり、
かぶらの塩加減を味見したり。
家にいながらじっくり料理を作るのも、
なんだかいよいよ年末を迎える準備を整えるようで、
気持ちが落ち着いてよいものでした。
さて、この2020年という年。
一言では言い表せないぐらい、世界中がゆれうごいた年でした。
それでも目の前のこと、足元をしっかりと見つめて暮らすこと。
手を動かし、小さな幸せをひとつずつ積み重ねること。
特別な体験や、目もくらむような価値を追い求めるよりも、
「なにげない日常」をしっかりと送ることこそが、
なによりも大切なことだと・・・
きっと多くの人が気づかれたんじゃないかな、と思います^^
来年は今年よりもさらにさらに、
手づくり暮らしの魅力をお伝えするべく、
きばりすぎず、頑張っていきたいと思います。
みなさまこの一年ほんとうにありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします!