わが家の午後はこんな感じでにぎやか。
いつもだれかが遊びに来て、
それぞれ思い思いのことをしています。
わが家でのルールは
「ひきょうなことをしない」ってことだけ。
相手を傷つけたりだましたりしないってことだけ、
約束してもらいます。
でも、それ以外はみんな本気で遊ぶ。
するとだんだんエキサイトするから、
ときにはケンカしたり、泣かされたりはしょっちゅう。
ときどきわたしが呼ばれることもあるけれど、
だいたいの場合、子どもたちだけで話し合ってトラブルをしずめて、
またなかよく遊んでる。
そのうちトラブルを回避するルールがうまれたり、
小さな子のことも気遣って、みんなが機嫌よく遊べる空間になってく。
育ちあってるんやなあ、すごいなあ、って思います。
大人であるわたしも、学ばされることが多いです。
小学校などの公教育の場もこんなふうに、
子どもたちが育ちあえる場所であってほしいな。
けれど、実際はどうだろう。
まめぴーの付き添い登校のとき感じたのは、
子どもも先生たちもいつも時間に追われてるってこと。
コロナでとくに「あれはダメ」「こうすべき」が増えて、
みんなしんどい思いをしている。
ストレスをかかえながら、いっぱい頑張ってる。
子どもがぐんと伸びるときがあります。
それは意外やけど、「失敗したとき」だと思うんです。
だって、失敗のまえにはかならず新しいチャレンジがあるから。
行動を起こしたからこそ、失敗したんです。
失敗は挫折じゃない。
大切なのはそこから「なんで失敗したのかな」とふり返り、学ぶこと。
あかんかったな、と思ったら違う道を選べばいい。
失敗してもだいじょうぶ、間違ってもだいじょうぶ。
そんな安心感をつみかさねて、
将来を力強く生きる力を身につけていくのではないかな。
けれど、いまの世の中では失敗しない人がすぐれていて、
失敗しないことが良いように思われているみたい。
学校においてもそう。
昨年から学校に行かなくなったまめぴーだけど、
「このままじゃダメだ」「行かないのはよくないことだ」などと
先生たちや同級生たちから行かないことをとがめられることが多くて。
もちろん、彼のことを心配してくれているからなのだろうけど、
それだけみんな「学校に行くこと=正しいこと」
「行かないこと=失敗」と信じているからなんだなって。
でも、それってほんとうかな?
学校に行けるなら行ったらいい。
でも、けっして学校という場所にこだわらなくてもいいんじゃない?
フリースクールでも居場所でも、学習塾でも家庭教師でもオンラインでも、
いろんな方法で子どもの「学びたい」を心から応援できたらいいな!
そんな想いで、朝倉とわたしとでスタートさせた、
不登校の子どもたちのための居場所作り。
このあいだ無事賃貸契約も済み、
数回の役員会議を経てロゴや名前も決まりました。
居場所の名前は「くらら庵」
そのまんまやけど、おぼえやすいかなw
京都円町の町家で、いよいよ来月5月から始動します。
今週来週はボランティアさんのお力ぞえで
DIYや清掃をスタートさせる予定です。
ご縁あってかなり良心的なお値段で町家を貸していただいたのですが、
その代わり設備が整っていなくて。
子どもたちと調理したり、子ども食堂をするためにキッチンを付ける必要があり、
また、コロナ禍ということもあり、玄関近くに手洗いも要る。
真夏は暑すぎて、真冬は寒すぎる町家なので、エアコンも必須。
必要最低限の改装ですが、排水管工事が必要なため高額の費用が必要です。
機器等は自分たちで安いものを探して購入したのですが、
工事費がどうしてもこれ以上下がりませんでした。
そこで、本日よりクラウドファンディングをスタート。
わたしたちの考えにご賛同いただける方の、お力をぜひお借りしたいとおもいます。
朝倉とわたしの思いがたっぷりつまった文章、
かなり長文ですが^^;
今回リターンとしてFU-KOのマスクと今月発売の著書を提供しました。
他にも日本画、似顔絵、革小物、アクセサリーなどもりだくさん。
また、
GW中の5/2(日)、3(月)には現地見学・説明会を行います。
↓ご予約はこちら。
ご興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、
ぜひご覧になってみてくださいませ!