
さいきん気に入っているお昼ごはん。
おあげさんを鉄フライパンで空焼きしたら、
しょうが醤油にくぐらせて、白ごまをふりかけたごはんにON。
おあげさんは焦げる寸前までカリッと焼いて、
食べる直前にしょうゆにつける。
薬味はおうちにあるなんでもお好みのものを。
あとはフライパンをささっと洗って、
あったかいうちにほおばる。
幸せな瞬間です^^
気に入っているおあげさんは、

僕なんてカリカリとなでなでがあればそれでしあわせにゃー
まいにちのご飯づくり。
料理ってわたしたちが思い込んでいるよりも、
もっとずっとシンプルでいいんだと思います。
シンプルやから、食材の少しの変化にも気付けて勘どころがつく。
アレンジもきく。
このおあげどん(?)なら、しょうが醤油をめんつゆに替えてもいい。
夏はポン酢も美味しい。
気合をいれて「名前のある料理」を作るのは大変やけど、
こんな、「名もなき料理」なら「身につく」んだとおもう。
身についたなら、しんどいときでも力を抜いても作れて、
すぐに元気を取り戻せる。
そういうのが両手で数えるほどあれば、じゅうぶん自分を、
そして家族を幸せにできるんじゃないかな。
おあげさんをじっくり焼いているあいだに、
こんなことをしていました。
ご近所さんから苗を譲ってもらい、庭に植えた紫蘇が、
あれよあれよという間に背丈ほどの大きさに。
土が合ったのか、日当たりがよかったのか。
おかげさまで麺類の薬味、まぜごはん、肉料理など、
この夏たくさん楽しませてもらいました。
夏の終わりにふと見ると、
葉の根のところにちいさな穂のようなものが!
それがずんずんと伸びて、花が咲きました。

ネットで検索してみるとこれが美味しく食べられると知り
「そんな暇はないのやけど・・・」と思いつつも、
そろそろ食べごろということでいそいそと収穫。

洗って穂を指でしごいて茎から外し、

ざる2杯の穂紫蘇から、100gほどができあがりました。
つまんでみたら、
ぷちぷちとした食感で香りよく、とっても美味しい。
しばらくごはん時がたのしみになりそうです。
忙しいからこそ、こういう時間ってやっぱり必要で。
無心に手を動かしていると、
どこかバラバラだった心と体の歩みが、整っていく。
しかも未来の自分へのプレゼントにもなるもんだから、
やめられないんやなあ(笑)
穂紫蘇の佃煮、来年もまた作れたらいいな。