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ちょっと普通じゃないかもしれない、わが家のおこづかい事情。

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小2のころに学校に行かない選択をした、まめぴー氏。
この春には4年生になります。(あいかわらず学校には足を運ばず、年中夏休みですが)

5歳ちがいの姉と同じくゲームが大好きで、
カービィハンターズにはじまり、にゃんこ大戦争、マインクラフト、
そしてフォートナイトなど、いろんなタイトルを楽しんでいます。

とくにフォートナイトではオンラインで仲の良い友だちが何人かいて、
もっとも熱く深くはまっているゲームのひとつ。

その知識と熱量はすさまじく、技術向上のために飽くなき努力を続けています。

そんな彼の念願のゲーミングモニターが先日到着。

※ゲーミングモニターとは、ゲームを快適にプレイするための性能を備えた専用のモニターのこと






一月以上スペックを調べに調べ、
結果決めたDell 23.8 S2421HGF.

(↑amazonでさらにお得にゲットしてました)

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大雪の日に半日遅れで到着。
歓喜のあまり箱に頬擦り(笑)

ゲーム機との接続もちっこい手でがんばってたなあ。

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毎日リフレッシュレートやらbpsfps値RTT測定などなど、
機械音痴のわたしにはちんぷんかんな横文字で
熱くモニター愛を語っていたまめぴー。

念願かなってほんま嬉しそう!

ずっと長いあいだ、大切にお小遣い貯めてたもんね。



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この間はそのフォートナイトで出会ったオンライン上での友だちとオフ会に。
まめぴー「どんな子かな~」とドキドキワクワク。
ウサギのぬいぐるみは、自分のことを分かってもらうための目じるしだそう。




わが家でお小遣い制がスタートしたのは、2年ほど前かな。

あるとき子どもたちとの会議の結果きまったのですが、
年齢×200円を毎月渡すようになりました。
たぶん一般的なお小遣いより多めだと思います。

多いのには訳があって、
必要なものはそこからまかなうことがルールだから。

おもちゃやお菓子、子どもたちだけで遊びに行くときの交通費、
ゲーム代や食事代などもカバーすることを条件にしています。

お年玉はわが家の方針ですべて貯金、家を出る時渡す予定で、
その額は子どもたちも把握しています。

なお、食料品、書籍だけは無条件でわたしたち親が出資。
(あまりに高額なものは話し合いの結果決定しますが)
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無事、約束の場所で会うことができました。
初めて会って3分後には遊び始める子どもたち。だって毎日のように話しているもんね。




実は、以前はお小遣い制ではなく、都度申告。
子どもが欲しいものがあればプレゼンし、親が納得できればお金を出す、という方法。

ただ、それではきょうだい間で不公平になる、とゴンが言い出し
定額制を提案したのでした。

定額制にしてから心がけているのが、
大人が「その使い方は間違っているのでは」と思っても、決してNOは言わないこと。

使いみちが例えゲーム課金でも、もちろん問題なしです。

だって、子どもたちが大きくなったころは今よりもっと、
仮想での資金のやりとりは増えていくと思うから。
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偶然にも全員3年生、そしてお姉ちゃんがいるんだって。出会えてよかったね!



子どもたちは
「節約する」だけでなく「増やすこと」にも積極的。

足りなくなるとガレッジセールをやったり、
大人にもちかけて仕事を取って来たり。

おかげでまめぴーは万単位の計算や、簡単な分数も自然と覚えてしまいました。



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もちろん、
すべて子ども任せにしていると、当たり前に失敗もします。

でも、それでええんです。

だってそんな小さな失敗こそ、何物にも代えがたい貴重な勉強やと思うから。

子どもも、失敗しても誰かのせいにはしません。
だって自分が選びとった結果やから、反省こそすれ後悔はないのです。



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学校では算数は教えてもらえても、
お金の使い方は教えてもらえません。

お金に限らず、あらゆることの一番の勉強法は失敗することやと、
わたしは思っています。

正確には、失敗から学ぶことかな。(できるだけ、自分事として)


大人になってからお金関連で失敗するのは、
時に取り返しが付かない(と本人が思いがちな)こともあります。

だから、正解を教えてもらうより、
「こうすれば失敗するんや」と子どものうちに経験から学べば、
より慎重になれると思う。

そして、「失敗しても何とかなるんやな」と気づけば、
万一トラブルが起きても冷静に判断できるんじゃないかな。


というわけで、
ちょっとふつうじゃないわが家のお小遣い事情なのでした^^




by fu-ko-handmade | 2022-01-24 16:00 | 子どもとのこと

手づくり暮らし研究家、FU-KOこと美濃羽まゆみのblogです。京都の古い町家から「ものを作る、幸せのかたちを作る」をテーマに、手づくりのある暮らしを提案します。


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