ここのところ、
わが家のマンネリ気味だった食卓事情に、
ちょっとした変革がありました。
きっかけは、
今年の味噌作りのときちょっぴり余らせた麹。
(予想以上に茹で豆をつまみ食いしたので。笑)
ずっと冷凍庫に眠ってました。
そうだ、
これを機に気になっていた麹調味料を作ってみよう。
そう思い立ち、まず始めたのはトマト麹。
この季節、エルコープさんで毎週届くトマト便。
うっかり熟れさせすぎたのをミキサーにかけ、
塩切りした麹と混ぜて常温放置、
一日一回かき混ぜ一週間。
目を剥くほどに簡単さなのに、
なんともすっきり後味よく滋味深い旨みで、
和洋どんな料理にも合う!
↑の写真は、トマトソースを作るときに隠し味でいれたときの。
まるでコンソメをいれたみたいに深い味わいに。
トマトの次は玉ねぎ、レモン、定番のしょうゆも。
今やわが家の食卓になくてはならない存在に。
嬉しいのが、鶏がらスープやコンソメなどを
買わずに済むようになったこと。
少量で簡単に美味しさをプラスできるそれらやけど、
その原料や加えられている添加物が
ほんのーり気になっていたのも事実。
とくに鶏ガラスープに多く使われるたんぱく加水分解物は、
加工法(強い酸を使う場合も)や原材料の表示義務がなく、
安全性が疑問視されていたのを見聞きしていたので。
うまみが強い分含まれる塩分も多くなりがちなので、
濃い味に慣れてしまうのも、ちょっと心配でもありました。
調べてみると、たんぱく加水分解物は厳密には添加物ではなく原料、
鶏ガラスープ以外にも、出汁醤油やぽん酢、コンソメ、
市販の佃煮などあらゆる加工品に使われています。
安全と言われているけれど、
やはり安価で手軽すぎるものにはなんか裏があるんとちゃうか?!と
ひねくれ根性なわたしです。
唐揚げや炒め物には玉ねぎ麹が合います。
あと、
時間が勝手に美味しくしてくれると言う点も、
日々仕事に子育てにボランティアに…と慌ただしくしている身としてはありがたい!
毎日かき混ぜるのも、
お世話してる感がなんとも良き。
ちなみに麹はご近所楽天堂さんの
コニチャン農園のものを冷凍して常備しています。
これまでわが家の調味料と言えば手作り味噌にかえし、甘酢ぐらいでしたが、
麹+他食材の組み合わせで、バリエーション豊かになってうれしい。
手作り調味料のいいところは、
原料が安心安全である点と、買い物や食材管理の手間がぐっと下がること。
一見めんどうなようでいて、ちょっとの手間をかけることで
あとあと自分がぐーんと楽になる。
こういうの大好きです^^
調子にのって酢麹やきのこ麹も、試してみようかな。